初心者でも気軽に高級ウイスキーを楽しめる会員システム「ウィスキー365 プロジェクト」が気になる

誰もがウイスキーを愉しめる環境を作る「ウィスキー365 プロジェクト」のクラウドファンディングが、「GREEN FUNDING」にて、8月1日(月)より始まった。

このプロジェクトは、顧客のニーズに合わせて効率的に仕入れる「御用聞き」に着想を得た販売方法によって、価格が高騰している高級ウイスキーを適正価格で販売する。

顧客が欲しいと思うお酒を起点とした注文システム

同プロジェクトは、本来、酒屋の基本であった「昔ながらの御用聞き」を現代風にアレンジ。ウェブやSNS上で、ウイスキーをはじめワインや地酒などの御用聞き(リクエスト)を行うことによって、ユーザーに検索や比較をさせることなく、好きな銘柄の酒を注文することができる。

また、限定入荷されるウイスキーは会員制のメリットを活かし、人数制限や優先順位によって公開日時が振り分けられる。会員グレードは「GREEN FUNDING」での投資額によって決められ、グレードの高い会員ほど早期に購入する権利が得られる。

「未来の酒屋」を目指したシンプルな方法

昔の酒屋と言えばいわゆる「御用聞き」が主流、各家庭のニーズに合わせて酒の仕入れを行ってきた。ところが、ECサイトの発達した現在では、手数料や広告費、中間配送費が加算され、リクエストもままならぬ環境を強いられ、肝心の商品さえもユーザー側に「検索」させている。

そこで、本来勝手口で行っていた「御用聞き」を効率的に行い、なるべくシンプルな仕組みでお酒を届けるため、「未来の酒屋」を目指す。

1本からでも注文できる“リクエスト制”での販売

もちろん仕入れ可能な商品であることが前提になるが、個人で1本からでも注文できるリクエスト制を導入。大手ECモールに頼りがちな販売環境からの脱却を図り、流通や配送手段を見直すことによってコストカットを行う。

ショップが売りたいお酒ではなく、顧客が欲しいと思うお酒を起点とした注文システムによって、配送までのフローを最適化させていく。

注文可能な予定商品は、カバラン・シリーズやマッカラン12年・シェリーカスクなどの激レア・限定ウイスキー。また、ウィスキーのみならず、各種国内海外のワインやブランデー、地酒・日本酒、テキーラ、ジン、単式蒸留焼酎(焼酎乙類)や泡盛などのハードリカーなども予定している。

ウイスキーを気軽に飲めるように

最終的に高価格に設定されてしまった“可哀想なお酒”、それが日本のウイスキーだと同社は考えているそうだ。つまりもっと最適化すれば、もっと流通をシンプルにすれば、日常の晩酌や夕飯にも添えられる「気軽なお酒」になりうるということだ。

初心者には、ウイスキーやハイボールとの出会いはコンビニや居酒屋のものではなく、本物の原酒と出会ってもらいたい。上級者には、毎日の晩酌を高級ウイスキーに変えて、日常的に楽しめるお酒として愉しんでもらいたい。

そのために、渡航者向けに集まっていた海外ウイスキーを最小のルートで手に入れ、極力シンプルな形で届ける。同プロジェクトでは、いわゆるちょっといい輸入ウイスキーを、本当に興味を持ってくれた人達に限定販売する。

気軽にウイスキーを楽しんでみたいという人は、チェックしてみよう。

毎日の晩酌が高級ウイスキーに変わる!最高のシングルモルトやハイボールが愉しめる、大人の計画。
期間:8月1日(月)〜9月2日(金)23:59まで
プロジェクトサイト:https://greenfunding.jp/lab/projects/6185

(田原昌)