毎年パリで開催される、インテリアデザインとライフスタイルの最新トレンドを発信する国際的な展示会「メゾン・エ・オブジェ」。
今回「メゾン・エ・オブジェ」の主催者SAFIが総指揮をとり、世界的なインテリアデザインのトレンドを3部構成で編集した展覧会を、名古屋タカシマヤにて8月17日(水)~30日(火)に開催する。
フランス人キュレーターが手掛ける全3部の会場構成
同展は、フランス人キュレーターが手掛ける会場構成が見どころのひとつ。
全3部構成のうち、1部と3部は、フランソワ・ルブラン・ディ・シシリア氏がキュレーションを担当。
本展のハイライトともいえる2部と全会場装飾は、エリザベス・ルリッシュ氏が担う。
また、日仏クリエイティブ界のオーソリティ、ジャンリュック・コロナ・ディストリア氏をコーディネーターに迎えて「デザイン・ダイアローグ」をテーマに、デザインを通じての多様な“対話”の姿を模索する。
“対話”を生み出すものたち
1部では、過去に「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた気鋭のクリエイターの中から21名の作品を展示。「椅子」と「照明」の代表作を用いた、ハイセンスなデザイン空間が会場に登場する。
そして2部は、本展のハイライトとなる「ホワッツ・ニュー」のコレクション。パリの「メゾン・エ・オブジェ」出展者による新作が一堂に集い、最先端のインテリアを提案する。
3部は、次世代の創作活動に贈られる「ライジング・タレント・アワード」の受賞者の作品を展示。日本とフランスの新鋭クリエーターの作品が登場し、才気に溢れたクリエーションを会場で堪能できる。
明日をつなぐデザインの体験
会場には、1941年に高島屋で開催された「シャルロット・ぺリアン展」から不朽の名作も登場。「ル・コルビュジェ、レジェ、ぺリアン三人展(1955年)」をはじめ、高島屋とフランスは半世紀以上も前から、デザインを通して絆を深めてきた。その歴史を回顧しながら、新しい暮らしの在り方を提案していく。
インテリアデザインの最前線を見て、知って、体感してみたい。
デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展
期間:8月17日(水)~30日(火)
会場:ジェイアール名古屋タカシマヤ10階 特設会場
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
入場料:一般500円(税込)
入場時間:午前10時~午後7時30分(午後8時閉場)
※8月18日(木)は棚卸しのため午後5時30分まで(午後6時閉場)、最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)
特設ページ:https://www.jr-takashimaya.co.jp/cp/maison-objet/
(suzuki)
※画像はイメージ