テーマの異なる「能」を嗜む!福岡の殿様屋敷で堪能する能と食の贅沢プラン

今年の秋は殿様屋敷で「能」を堪能してみては。

福岡県の「柳川藩主立花邸 御花」では、日本の伝統芸能である「能」の舞台としても使われてきた大広間で能を鑑賞できる宿泊・食事付きプランを2022年9月、10月、11月の各月1回ずつ、テーマを変えて開催する。

福岡の殿様屋敷で“能”と“食”を贅沢に堪能

大名家にとって能は、武家文化を表す「式楽」としてとても大切な儀式だった。柳川藩主であった立花家も能を大切に継承しており、代々「喜多流」の能を守ってきた。多くの能面や能装束等が残っていることからも、いかに大切に伝統が守られてきたかが分かる。

また、元々殿様屋敷であった御花には、現存する明治期の建物の中の一つに“能舞台”が残っている。ここは通常の能舞台とは違い、大名家の嗜みをより間近に感じることができる場所だ。

同邸では、「かつて殿様が嗜んでいたような体験を再現し、立花家と能の歴史的な背景を感じながら、非日常の感動をに浸ってほしい」という思いから、今回のプランを企画したという。

ひと月ずつテーマの異なる“能”を嗜む

9月~11月に各月1回ずつ開催する能公演では、それぞれテーマを変え、殿様屋敷で様々な角度から能を鑑賞できる贅沢なプランを用意している。

9月の公演は、能と食を愉しむ会。宿泊だけではなく、食事と能がセットになったチケットが販売される。能を初めて鑑賞する人でも愉しめるプログラムだ。

10月公演は宿泊者限定のプランで、狂言に焦点を当てたプログラム。鑑賞者が“体験”する時間を多くとっており、より深く能への理解が深まるプランとなっている。

11月の公演は、久留米藩主有馬家とのコラボ企画となっており、ともに「喜多流」の能を継承してきた大名家の末裔同士で行う貴重な公演だ。

一般向けの公演は、約14年ぶりの開催となる。この貴重な機会をお見逃しなく。

9月能公演「能」と「食」を愉しむ会
開催日時:9月27日(火)17時~21時 ※予定
価格:食事付きプラン/1名33,000円~
宿泊プラン/1名2食付き 71,315円~(2名1室の場合)
予約: https://ohana.co.jp/pages/noh

10月能公演「狂言」を体感する会
開催日時:10月19日(水)17時~21時 ※予定
価格:宿泊プラン/1名2食付き 93,315円~(2名1室の場合)
予約: https://ohana.co.jp/pages/noh

11月能公演「久留米藩 有馬家×柳川藩 立花家 特別公演」
開催日:11月8日(火)※予定
詳細:後日発表

柳川藩主立花邸 御花
所在地:福岡県柳川市新外町1

(IKKI)

※価格は全て税・サービス料込