アレックス・ギブニーによる衝撃作!『無責任大統領と17人の告発』がWATCHAにて日本独占初配信

映画評論サイト「ロッテントマト」で、驚異の99%フレッシュ(高評価)を集めたドキュメンタリー映画が日本に上陸。

月額動画配信サービス「WATCHA(ウォッチャ)」が、映画『無責任大統領と17人の告発』の日本独占配信をスタートした。

政権の腐敗と怠慢を暴露する『無責任大統領と17人の告発』

『無責任大統領と17人の告発』は、2020年から世界に拡大した新型コロナウイルスのパンデミックの中、米国のトランプ政権がおこなった“とんでもない指揮”や“汚職”の様子を、数々の衝撃的な証言によって明らかにする暴露ドキュメンタリー映画だ。

アメリカ国内では2020年1月20日に最初の新型コロナウィルス感染者が見つかり、各地に拡大。その9ヶ月後、パンデミックは約20万人ものアメリカ人の命を奪い、重大な経済損失を生み出した。

本作は、科学者や医療従事者、政府関係者への取材や彼らの決死の内部告発を元に、世界一の経済大国アメリカがなぜ世界最多の死者を出すまでになってしまったのかを追及していく。

アカデミー賞受賞監督、アレックス・ギブニー氏が指揮

本作の指揮を執るのは、ドキュメンタリー映画監督でプロデューサーのアレックス・ギブニー氏。これまで『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』で米アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされ、『「闇」へ』で受賞を果たしたほか、評価の高い作品を数多く発表している。

アレックス・ギブニー氏

アレックス・ギブニー氏

以下はアレックス・ギブニー監督によるメッセージだ。

「コロナ禍でトランプ政権の無能さと政治腐敗を目の当たりにし、この映画の製作を行わなければならないと思った。

トランプ大統領は2020年2月7日の時点でCOVIDの脅威を認識し、彼自身も“死に至るウイルス”と表現していた。しかしアメリカ国民を守るためにそれを封じ込めることをせずに、感染拡大を意図的に無視していたのだ。”まるで奇跡のように消え去るだろう”とまで発言した。大統領選挙の時まで有権者が問題に気づかないだろうと高を括っていた。これはほぼ過失的犯罪である。

私はこの作品を政治についての映画とは捉えていない。制御不能なまでの無能さと腐敗についての映画だ」

ドキュメンタリー作品を見るなら「WATCHA」

日本では同作を、月額動画配信サービス「WATCHA」が独占配信。

同サービスでは今作の他にも、マイケル・ムーア監督が”コロンバイン高校銃乱射事件”をきっかけにアメリカが抱える銃社会に切り込んだ『ボーリング・フォー・コロンバイン』や、同監督による世界各国の社会制度や文化を紹介する『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』、映画『新聞記者』の原案者で東京新聞の望月衣塑子記者を追った『iー新聞記者ドキュメントー』などを配信している。

政治や事件を扱ったドキュメンタリー以外にも、地球温暖化を題材にした『アース』や、食の安全と未来を考える作品『フード・インク』、映画監督のデヴィット・リンチ氏に密着した人物ドキュメンタリー『デヴィット・リンチ:アートライフ』まで、様々なジャンルのドキュメンタリー映画を配信中だ。

映画作品を通し、世界が抱える闇や問題へと目を向けていきたい。

無責任大統領と17人の告発
製作年:2020年
製作国:アメリカ
ジャンル:ドキュメンタリー、政治/124分
監督:アレックス・ギブニー、オフィーリア・ハルティウニアン、スザンヌ・ヒリンガー
WATCHA:https://watcha.com

(IKKI)

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