銀座コリドー街の四川火鍋の老舗「銀座・天丹」に代々伝わる秘伝のスープはまるで”食べるサウナ”だ

どの季節にも食べたくなり、満足感が高いのが「食べるサウナ」こと火鍋。

創業は26年前。日本に火鍋ブームがやってくる前から、中国四川の本場を継承した味を届け続ける老舗の四川火鍋専門店「銀座・天丹」が、7月7日(木)七夕に、よりラグジュアリーな空間へとリニューアルする。

銀座で愛される名物女将と本物の火鍋

「銀座・天丹」の名物女将・黒瀧丹さんは中国上海生まれ。かつて中国四川で味わった火鍋の美味しさが忘れられず、現地の火鍋専門店で修業した。

その後1967年に、当時まだ日本で馴染みがなかった四川火鍋を名物とする現在の 「天丹」を東京・銀座コリドー街に出店。以来、名物女将として店を切り盛りしてきた。

銀座という場所柄、政財界のみならず、タレントやアスリートなど多くの著名人からも愛され続けて現在に至る。

健康と美味しさにこだわり続けた火鍋

「銀座・天丹」の火鍋は、素材からこだわり調合した20種類以上の香辛料、身体のことを考えて貫く完全無添加の麻辣スープや秘伝の自家製ダレが自慢。

夏の蒸し暑い季節には、柑橘系の皮から作る「陳皮」を多めに入れて、爽快な味わいに仕立てる。また、冬の寒さが厳しい時期には、唐辛子など発汗作用のある香辛料を多めに入れて、食べたらポカポカ温まるように。

季節に応じて香辛料や調味料を調整し自然なかたちで健康をサポートする力も、「銀座・天丹」の火鍋には隠されている。”食べるサウナ”とも言われ、辛いけれど箸が進む奥深い味わいは、リニューアル後も変わらず提供する。

環境にも優しい「銀座・天丹」へ

リニューアル後のキッチン横では、中国料理には欠かせない豆苗をLED水耕栽培で自家栽培する。農薬や化学肥料を使わない、「地産地消」ならぬ「天(丹)産天(丹)消」で、料理に対する姿勢を目に見える形でユーザーに提示するとのことだ。

リニューアル後の店内は個室も含め、よりラグジュアリーな空間へと進化。モダンでありながらどこかシノワズリーな雰囲気漂う店内は、デートから会食、商談、祝いの席など様々なシチュエーションにマッチしそうだ。

時代とともに移り変わり、この先20年、30年と続く店を目指すという「銀座・天丹」。暑い季節に爽やかな火鍋を食べたくなったら、この店を訪ねたい。

天丹 銀座本店
所在地:中央区銀座7丁目2番地コリドー通り202
営業時間:午前11時30分~午後2時30分/午後5時〜午後11時30分
(土日祝)午前11時30分~午後10時
公式サイト:https://ginza-tentan.co.jp/

(冨田格)