料理を感覚から化学へと変える、1℃刻みで温度制御可能なIHクッカー「Repro(リプロ)」

煮る、炒める、揚げる。自炊する人なら調理温度が料理の味に大きく影響することを知っている。

30〜200℃まで1℃刻みで温度制御し、煮る・炒める・揚げるの1台3役をこなすIHクッカー「Repro(リプロ) Ver.1.0」を、10月末まで、「b8ta(ベータ)Tokyo-Shinjuku Marui」で展示・販売中だ。

クッキング・スキルを急速に進化させるデバイス

調理科学の急速な進歩とともに、いまや「Precision Cooking(正確な調理)」は世界の大きな潮流となっている。

このトレンドに呼応し、正確な温度管理を目指した先端的な製品が市場にも登場し始めているが、製品の特性上、作ることのできるレシピや使用できる鍋やフライパンなどの調理道具、設置スペースなど、多くの制約があるものが多い。

30℃〜200℃まで1℃単位で温度制御するインテリジェントIHクッキングヒーター「Repro」は、「卓上IHコンロ」というコンパクトなボディに「Precision Cooking(正確な調理)」を実現する最先端の機能を詰め込んでいる。

これまでとは次元の異なる新しい料理法を手軽に探究することができる「Repro」は、すべての人のクッキング・スキルを急速に進化させる画期的なデバイスだ。

繊細な調理を実現する最先端調理器具「Repro」

「煮る・焼く・揚げる」1台3役の可能性

水温・表面温度・油温という3つの温度ターゲットを、30℃〜200℃(水温は30℃〜99℃)と幅広いレンジで1℃刻みの温度管理ができるので、「煮る」「焼く(炒める)」「揚げる」の基本的な調理が、これ1台で可能となる。

2つのセンサーで精緻な温度コントロール

「外部センサー」と「本体センサー」は、0.1℃単位の温度変化を1秒ごとに計測し、1W単位で微細に加熱電力をコントロールすることにより、±1℃の温度管理精度を実現した。

鍋プロファイルシステムによる驚異の汎用性

「Repro」は、さまざまな鍋・フライパンの熱伝導特性データを記述した「鍋プロファイル」というユニークなシステムにより、さまざまな鍋やフライパンを正確に温度コントロールすることができる。

その汎用性は、アルミ・ステンレス多層構造などの通常の鍋・フライパンはもちろん、これまで「温度管理」という言葉とは程遠かった鋳鉄製の鉄瓶や羽釜などにも及びつつある。

「実際のReproを見てみたい、触ってみたい」というユーザーの要望に応え、10月末まで、新宿マルイ本館1階の「b8ta(ベータ)Tokyo-Shinjuku Marui」で「Repro Ver.1.0」の展示・販売を実施している。

素材と調味料を組み合わせて調理することで生まれる化学反応、そしてその完成度には調理温度が大きく影響する。

自炊をはじめて、この化学反応と調理温度の面白さに気づいた男性にとって、精微な温度管理を可能にする「Repro」は化学実験的な面白さを加える料理に加える道具となる。まだまだ発展途上の「Repro Ver.1.0」だが、自炊派男性たちの大きな注目を集めそうだ。

プログラマブルIHヒーター「Repro Ver.1.0」
販売価格:基本セット107,800円、オプションセット112,200円
公式サイト:https://www.repro.jp/

(冨田格)

※価格はすべて税込