全国の優れた日本ワインをうみだすつくり手を表彰する「第5回日本ワイナリーアワード2022」が、6月3日(金)に開催。
オンラインでの授賞式を基本とするハイブリッドで開催され、授賞式・発表会終了後、「日本ワイナリーアワード」の公式WEBサイトにて結果を公表する。
世界に注目される日本ワイン。全国のワイナリーを評価するアワード
日本国内において日本ワインの普及活動を行う日本ワイナリーアワード協議会は、「第5回日本ワイナリーアワード2022」のオンライン授賞式・発表会を一般向けに公開。知らなかったワインを知るきっかけにもなるだろう。
日本ワインを楽しむきっかけに
世界で評価が向上する日本ワイン。世界中から日本のつくり手(ワイナリー)が注目されている。そんな日本ワインのつくり手を表彰する『日本ワイナリーアワード』を今年も開催。
昨年度5つ星に輝いたワイナリーの中には、量販店で気軽に手に入る日本ワインを生産しているところも多く、日本ワインを普段の生活の中で楽しむきっかけが増えている。
日本ワイナリーアワードでの審査
毎年、日本国内において日本ワインを生産しており、日本ワイナリーアワード協議会が定める一定の基準を満たすワイナリーを全国・地方の審査員が評価する。
審査対象は、原則として設立より5年以上経過した国内ワイナリーとしている。それは、ワイン用の良質なぶどうを収穫できるのは、ぶどうを植えてより最低3年後と言われており、さらに醸造したワインの熟成期間も考慮し、植え付けより5年以上とするため。2022年は、327場が対象となった。
審査基準としては、赤や白などスタイル別で品質にばらつきはないか、テロワールを表現できているか、ワインが一貫して個性を持っているかなどとなっている。
昨年は15のワイナリーが5つ星に輝く「第4回日本ワイナリーアワード2021」
2021年に5つ星を獲得したワイナリーは、15場となった。
北海道からは「ドメーヌ・タカヒコ」「山﨑ワイナリー」の2場。
山梨県は、「勝沼醸造」「機山洋酒工業」「サントリーワインインターナショナル」「メルシャン」「ダイヤモンド酒造」「中央葡萄酒」「丸藤葡萄酒工業」の7場。
山形県は「酒井ワイナリー」「高畠ワイナリー」「タケダワイナリー」の3場。
長野県は「小布施ワイナリー」「Kidoワイナリー」の2場で、大分県からは「安心院葡萄酒工房」が受賞している。
2022年は、日本全国の対象ワイナリー327場を全国の審査員が厳選し、評価した。果たしてどこのワイナリーが5つ星を獲得するのか楽しみだ。
第5回 日本ワイナリーアワード2022
期日:6月3日(金)12:00〜12:45(予定)
会場:東京會舘7Fクインス
所在地:東京都千代田区丸の内3-2-1
オンライン会場:YouTubeのLive配信 https://youtu.be/jw8ge-qRKy8
公式WEBサイト:https://www.japan-winery-award.jp/
(田原昌)
※新型コロナウイルス感染症の情勢により、日時および会場は変更する場合あり