京都の清水三年坂で、ちょっと立ち寄りたいカフェがリニューアルオープン。
「雲ノ茶 KUMONOCHA」清水寺三年坂店は「和らぐ、お茶を、京都で。」をコンセプトに、以前の店舗スタイルから一転させ、全体的に柔らかい印象をもたらすイメージにした。モダンを表現しつつも伝統を大切に、心の安らぐ空間だ。
モダンな空間で癒しのお茶とスイーツを
人気の観光地、世界遺産清水寺へと続く参道、産寧坂。三年坂とも呼ばれ、毎年500万人ほどの国内外観光客が訪れる。清水坂から少し細い道に進み、和の風情漂う街並みを楽しみながら1分ほど昇ると、大きな桜の木がある。一年を通して景色が異なり、四季折々を楽しめる風景だ。
その桜の木の真正面に、「雲ノ茶 KUMONOCHA」がある。店舗内は伝統的な風情溢れる様式を残しつつも、シンプリストを代表とするモダン的デザインを加え、新京都スタイルに挑戦した空間。そんな特別な空間の中で、こころが和らぐメニューが並ぶ。
見た目にも楽しい、こだわりのスイーツ
雲ノセット「なんだか空の上に飛んでいるよう」は、雲ノムースと雲ノ抹茶ラテのセット。
雲ノ抹茶ラテは、厳選された宇治抹茶を使用。ほろ苦い抹茶とコクのある特製ミルクでまろやかに仕上げた贅沢な味わい。そして、合わせにある雲ノムースは、一見するだけで気持ちが和らぐ一品。中を切り開くとなんと抹茶で作られたムースとあずきが現れる。
「雲ノ抹茶パウンドケーキ」は、宇治抹茶をふんだんに使いしっかりと焼き上げた抹茶パウンドケーキ。
抹茶の旨みの豊かさを堪能した後、手作りアイシングを味わってみると、濃厚な香りとシャキシャキとした感触が一緒に口の中で溶け合い、「をかし」な思いに。
期間限定の桜ソーダ「桃はころころ、桜はひらひら」は、雲ノムースとセットになって登場。
春をテーマにした、丸くてかわいいピーチゼリー入りのグレープフルーツ&ピーチソーダ。トップには美しい姿を保ったまま冷凍された桜の花びらが載る。春の陽ざしに包まれるような甘さと、万物がよみがえるような爽やかさとともに、この一瞬を焼きつけよう。
お土産にしたい、風呂敷とフレーバーティーのセット
ちょっとしたお土産用や自宅に持ち帰りたい、風呂敷とフレーバーティーのセットも発売。
ピーチとウーロン茶をブレンドしたフレーバーティー「桃がころころ桜の坂道」や、柚子と煎茶をブレンドした「八坂のゆず月」、マスカットと煎茶をブレンドした「清水寺のぶどう雨」が登場。各680円。
清水寺の参拝の際に、ちょっぴり甘いものと京都らしいお茶で一息入れてみては。
雲ノ茶 KUMONOCHA 清水三年坂店
所在地:京都市東山区産寧坂松原上る入清水3丁目317番地
URL:https://www.kumonocha.com/
(田原昌)
※価格はすべて税込