「大人の初体験」をテーマにしたイベントに参加してみよう。「桜なべ 中江」は、吉原の歴史と文化に触れられ、東京の郷土料理「桜なべ」も体験できる「四代目とまわる吉原散策イベント」を桜の開花時期に開催する。
2月の満席に伴う3月・4月の追加開催
今年で創業117年を迎える「桜なべ 中江」は、今年2月に、「大人の初体験」をテーマに、吉原初心者向けのイベント「四代目中江とまわる吉原散策&中江での食事」を4日程で開催した。
募集開始から4日で満員となり、参加できなかった人からの追加開催の声があったため、3月・4月の開催が決定した。
3月は「大人の初体験~花の吉原編~」山谷堀散策コース
同コースは、花見も桜なべも吉原⽂化も味わえる内容で、「桜なべ 中江」での食事後、山谷堀の桜を見ながら隅田川方面まで散策する。
かつて、吉原を訪れるために、隅田川から山谷堀まで猪牙舟という船に乗って来るルートがあった。山谷堀は埋め立てられ、現在は桜並木の公園となっている。この船で通った山谷堀を、花見がてら散策するコースだ。
実施日は、3月19日(土)、3月25日(金)、3月26日(土)の3日間。時間は各13時から14時半。25日のみ、高尾太夫のお墓参拝もある。
4月は「大人の初体験~花の吉原編~」通常散策コース
「大人の初体験~花の吉原編~」通常散策コースは2月と同様で、吉原が初めての人に向けた内容だ。
「桜なべ中江」に集合後、見返り柳、吉原神社、吉原大門跡、吉原最後の料亭「金村」などを見学。その後、「桜なべ 中江」で食事を楽しむコースとなっている。
実施日は、4月9日(土)、4月10日(日)、4月17日(日)、4月20日(水)、4月23日(土)。時間は各12時半から14時半だ。
「桜なべ 中江」と桜
「桜なべ 中江」と桜は切っても切れない関係にある。その料理名にもなっている「桜なべ」は、「桜色が最も美味しい食べ頃だから桜肉」と言われている。
また「桜の咲く頃に美味しくなるから桜肉」とも言われ、毎年2月から桜の開花まで、来店者に啓翁桜をプレゼントしている。
「有形文化財」に指定された「桜なべ 中江」は、その建築に作られた木材も文化財指定の一因となっており、中江店内の建築には「桜」の木が使用されている箇所がある。
「桜なべ 中江」の桜なべと、吉原散策を楽しんでみては。
大人の初体験~花の吉原編~
参加料金:3,980円 (税込・中江コースの⾷事代込)
定員:先着各10名 ※5名以下の場合は不催行
申し込み:電話、またはリンク先の「問い合わせ」より
問い合わせ:http://www.sakuranabe.com/form1/contact1.html
※参加者全員に、「一葉記念館」の無料入場券をプレゼント
※天候次第で、内容が変更される場合がある
桜なべ 中江
所在地:東京都台東区日本堤1丁目9−2
公式サイト:https://www.sakuranabe.com/
(MOCA.O)
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