「芸術の秋」真っ只中の10月、クラシック音楽と香りの世界を堪能できるイベントが開催中。
クラシック音楽を香り化するブランド「La Nuit(ラニュイ)」は、ギンザシックスで開催中のフレグランスイベント「La touche finale parfumée(ラ・トゥーシュ・フィナル・パフュメ)」にてポップアップイベントを実施している。
■ラヴェル作曲『夜のガスパール』をイメージした香水セットの初お披露目
このイベントは、9月にブランドローンチと共に発売した、フランス近代音楽を代表する作曲家モーリス・ラヴェルが作曲した傑作ピアノ曲『夜のガスパール』をイメージした香水セット「夜のガスパール オードトワレ」の初のリアルでのお披露目となる。
■写真家・野村佐紀子氏の作品を用いたオリジナルムエット(試香紙)を先行配布
店頭では「夜のガスパール オードトワレ」の3つの香り「オンディーヌ」「絞首台」「スカルボ」や、付属するブックレットを楽しめる他、ブランドオリジナルのムエット(試香紙)を先行配布する。
このムエットは、写真家・野村佐紀子氏が3つの香りの中の「スカルボ」をイメージして撮った作品を用いたものだ。
ムエットの裏面には『夜のガスパール』の名演を集めたプレイリストへのQRを設けてあるので、香りと音楽のペアリングが楽しめる。また、イベント終了後、ムエットは自社メディアECサイトにて取り扱う。
■「La Nuit」とは
2021年9月にローンチしたクラシック音楽を香り化するブランド。第1弾としてモーリス・ラヴェルのピアノ曲『夜のガスパール』をイメージした香水「夜のガスパール オードトワレ」(税込18,700円)を発売。同曲の3楽章「オンディーヌ」「絞首台」「スカルボ」それぞれのオードトワレ10mLの他、音楽家・菊地成孔氏やピアニストのアレクサンドル・タロー氏、森下唯氏などの記事が収められた小冊子が付属し、音楽と香りの世界をより楽しめる。香りの監修は和泉侃氏。
■夜のガスパールとは
ラヴェルが1908年作曲した、フランスの象徴派詩人アロイジウス・ベルトランの同名の詩から3篇を選び、その怪奇・幻想の世界を音化した傑作ピアノ曲。ゴシックロマンあふれる内容をピアノ技法の粋を用いて描いた。特に3曲目の『スカルボ』は当時最難曲と目されていたバラキレフの『イスラメイ』より難しい曲を目指して生み出された意欲作で、超絶技巧曲の代名詞。
この秋、銀座にてクラシック音楽と香りの世界を楽しんでみてはいかがだろうか。
【La touche finale parfumée POP UP STORE】
期間:10月21日(木)~10月27日(水)
場所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザシックス2階中央 シジェーム ギンザ 銀座店
「La Nuit」ECサイト:https://de-la-nuit.com/fragrance/product/product-2243/
インスタグラム:@lanuit_fragrance (https://www.instagram.com/lanuit_fragrance/)
(Y.Mackenzie)