毎日装着する腕時計は「タフ」なものを選びたい。そんなビジネスパーソンは多いだろう。
カシオ計算機は耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”より、メタルと樹脂の特長を融合させた“MT-G”シリーズの新製品として、ベゼルパーツに積層のカーボン素材を採用した『MTG-B2000YBD/B2000XD』を10月9日にリリース。
■構造や素材をブラッシュアップした新モデル
『MTG-B2000YBD/B2000XD』は、「デュアルコアガード構造」により強度を高め、素材の質感を生かした「MTG-B2000」をベースに新たにベゼルパーツにカーボン素材を採用し、美しい外装デザインと軽量化を実現している。
・MTG-B2000YBD
『MTG-B2000YBD』は、側面のベゼルフレームをカーボンとグラスファイバーのシートを幾層にも重ね立体成型をすることで、「MTG-B2000」に使用されているステンレスのベゼルフレームと比較して約77%の軽量化を図った。
最上層のカーボンシートを側面に回り込むように重ね、ラグ部分は筒状にカーボンシートを巻き付けることで耐久性を高めた。
ベゼルのデザインに合わせて多角形りゅうずを採用したほか、側面から見える積層のグラスファイバー層と文字板のインジケーターにブランドカラーであるレッドをあしらい、デザインのアクセントとした。
・MTG-B2000XD
『MTG-B2000XD』は、ベゼルのトップ部分に高度なプレス加工と切削加工技術を駆使して複雑な形状に成型した積層のカーボン素材を採用。ベゼルパーツの側面から見える積層のグラスファイバー層には、新開発のカラーであるグリーンを使用し、スポーティかつ上質感あるデザインに仕上げた。
両モデルともに、メタルにファインレジンパーツを組み合わせたレイヤーコンポジットバンドを採用。特殊な成形技術により、メタルのバンド裏面を空洞化させ樹脂の比率を増やすことで軽量化を図り、メタルの質感はそのままに装着性を向上させた。
機能面では、標準電波の受信機能に加えて専用アプリと連携するモバイルリンク機能を搭載し、ペアリングしたスマートフォンが近くにあると自動で時刻を修正。暗所での視認性を確保する高輝度LEDライトも備え、利便性にも配慮している点も魅力。
耐久性、質感ともにグレードアップしたG-SHOCKは、オンでもオフでもハードに使えるマストアイテムになるだろう。
(IKKI)