アフターコロナを見据え、エミレーツ航空はドバイの専用ラウンジ営業再開

航空業界にも復活の兆しが見えてきているのかもしれない。

■プレミアムクラスの需要増加によりリニューアルオープン

エミレーツ航空は、ドバイ国際空港(DXB)のコンコースBにあるファーストクラス専用ラウンジの営業を再開した。世界各地で渡航規制が緩和され、海外旅行を円滑化する手続きが整備される中、エミレーツ航空はドバイのハブ空港で高まるプレミアムクラス利用者の出発および乗り継ぎ需要に対応する。

また、2020年7月から再オープンしているコンコースBのビジネスクラス・ラウンジも引き続き営業。ファーストクラスとビジネスクラスの搭乗客、および利用条件を満たすエミレーツ・スカイワーズ会員の搭乗客が利用できる。

エミレーツ航空のファーストクラス・ラウンジでは、安全と健康を考慮した感染症対策が導入されている。

■ラウンジ内の特別サービスも魅力的

ファーストクラス・ラウンジでは『タイムレス・スパ』での無料フェイシャルトリートメントや『シューシャイン・バイ・ミスター・コブラー』での無料靴磨きサービスなどの特別サービスを行っている。

また営業再開したエミレーツ航空のファーストクラス・ラウンジでは、ダイニングエリア、休憩スペース、交流エリアの座席が刷新され、広々とした空間になった。

ファーストクラスの搭乗客は、上質なワイン、スピリッツ、カクテルの豊富な品揃えに加え、エミレーツ・フライト・ケータリングのシェフが手がける55種類以上の料理を含む、一新されたメニューを楽しめる。

食の最新トレンドと利用客からの意見や要望を反映したエミレーツ航空のファーストクラス・ラウンジの新しいメニューでは、「和牛の炭火焼バーガー」「72時間煮込んだビーフショートリブ」「フォアグラのテリーヌ」「ブラックアンガスのテンダーロインステーキ」伝統的な「エミラティの朝食」などの注目料理に加えて、ヴィーガン、グルテンフリーなどのヘルシーなメニューも用意する。

世界各国へ運航しているエミレーツ航空は、さまざまな時間帯に旅行する搭乗客のために、ラウンジで朝食と昼食を24時間提供する。また、さっぱりとしたアイスクリームやモクテルも多彩な種類から選べる。

航空会社は着々とアフターコロナに向けて準備を進めているようだ。

エミレーツ航空:https://www.emirates.com/jp/japanese/experience/our-lounges/first-class/

(GINGA)