リンゴの蒸留酒カルヴァドスが2種類、HEROUT（エルー）から新発売。フルーティーなお酒は、大切な人や母の日のギフトにもおすすめだ。

加藤貿易が運営するHEROUTジャパンは、「カルヴァドス VS」及び「カルヴァドス VSOP」を4月7日（水）より公式販売サイトにて発売開始。

メゾン・エルーのカルヴァドス原料となるシードルは、1946年から続く伝統的な製法で造られている。自社農園で有機栽培したノルマンディー・コタンタン半島地域固有品種の完熟りんごを使用し、野生酵母のみを使い、非加熱殺菌、非加水、炭酸ガス無添加、瓶内二次発酵という古来製法で作られたBIOシードルを連続式蒸留器で蒸留し、オーク樽で熟成し、ブレンドして仕上げている。

ブレンドは、造り手の個性が最も現れる仕上げの工程。エルーのカルヴァドスは、果実感と木の香り、繊細さと複雑さ、まるみと力強さを兼ね備えたパーフェクトなバランスに焦点を絞っている。また、非着色にこだわり、自然の熟成の色そのままだ。

■メゾン・エルーのカルヴァドスについて
カルヴァドス (calvados) は、フランスのノルマンディー地方で造られる、リンゴを原料とする蒸留酒。世界三大ブランデーのひとつで、この地域以外で作られる同様の蒸留酒がカルヴァドスを名乗ることはできない。

・蒸留
有機栽培のりんごを皮ごと使い、絞った果汁を果実に備わっている野生酵母の力で自然発酵させる。発酵酒「シードル」を春に、薪による直火式の連続式蒸留器で蒸留。温められ気化したアルコール分を集めて冷却し再度液体化することで、アルコールが68～72度に濃縮された液体になる。オー・ド・ヴィ（EAU DE VIE ※直訳で「命の水」）と呼ばれ、色は無色透明、驚くほどにフローラルでフルーティー。

​・熟成
続いて、このシードルのオー・ド・ヴィをオーク樽に詰め、熟成。熟成（エルヴァージュ）という単語は、フランス語でelever （育てる）という動詞から派生しており、まさに時間をかけてカルヴァドスに育てていくイメージ。メゾン・エルーのカルヴァドスAOCは忍耐強い熟成によって色づいていく。

​■カルヴァドス VS
カルヴァドスVSは熟成期間が2年の最も若いカルヴァドス。色合いは淡いイエロー、爽やかで繊細な味わい、香水のように軽やかに鼻腔に抜ける華やかなアロマ、非常にエレガントで生き生きとした果実感がある。

瓶容量：700㎖
アルコール：42％
価格：7,590円(税込)

■カルヴァドス VSOP
カルヴァドスVSOPは、オーク樽で最低4年間熟成。メゾン・エルーならではのブレンド技術で、上品なスタイルに仕上がっている。比較的若いカルヴァドスで、爽やかさと繊細さを残しつつ、木の芳香、複雑さ、丸みが感じられる。自然に生まれた樽熟成の美しいイエローをしている。りんごの華やかな気品と、落ち着いた木の香りのバランスを楽しもう。

瓶容量：700㎖
アルコール：42％
価格：8,690円(税込)

日本ではまだ流通の少ない、ヤングカルヴァドスの溌剌としたフレッシュな香りを味わいたい。

エルージャパン：https://katotrade.com/heroutlp01/
公式販売サイト：https://heroutjp.net/

（田原昌）