大阪市にある昭和初期の長屋を再生!内装の仕様もオーダーできる

レトロな雰囲気が漂う長屋。

つばさ資産パートナーズは、築古賃貸不動産の再生事業として昨年、大阪市生野区生野東にある昭和初期築の3軒長屋「咲久長屋」を再生。長屋らしさを残し、内装の仕様をプチオーダーして住めるナガヤにした。

■老朽化や権利関係の問題などで放置されている長屋を再生

大阪市内のJR環状線の外側には、「大阪長屋」と呼ばれる長屋が数多く点在する。長屋所有者の高齢化が進み、改修費用の負担が出来ずに老朽化した状態で放置されていたり、相続発生により権利関係の問題で空き家で放置されている長屋であっても、再生することで「ナガヤ」という新しい価値に変えていくことができる。

地域の高齢化が進んでいく中、長屋そのものの魅力を残しながら、水回りは一新して住み心地を確保し、30代、 40代の若い層を地域に取り込んでいく。地域の活性化、長屋という不動産の価値上昇も目指していくことを目標にしながら企画を行い、再生に取組んだという。

■土間や坪庭、無垢床により長屋らしさが感じられる

咲久長屋は、3軒長屋の内の1軒にモデルルームを作り、実際のモデルルームを見ながら内装仕様の変更が部分的に可能というプチオーダー式だ

土間や坪庭、無垢床により長屋らしさを感じることができ、住居や住居兼店舗、SOHO、事務所での使用も可能。昨年に内覧会を行ったところ、住居、住居兼店舗、SOHO、店舗等で使いたいという若者の声が多く、現在3軒の内、2軒が成約となっているという。

長屋の魅力を感じられる新鮮な経験ができそうだ。

公式サイト:https://tsubasa.jp

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