自宅での食事をもっと楽しみたい人におすすめのアイテムが登場した。
炭火を使って「焼く」「煮る」「茹でる」「炊く」など、色々な調理ができる調理器具「chibi chibi(チビチビ)」が1月より発売となる。
■2つの調理を同時にできる小型炭台
同商品は、木材とステンレスを使った、家庭やアウトドアなど多様なシーンで利用できる小型の炭台。コンパクトなサイズなのでどこへでも持ち運びOKで、手入れも楽々。
台には火口が2箇所あり、一つは炭火による直火、もう一つは小鍋などで茹でる、煮る、炊く、温めるなどの調理が可能になっている。
火口2つを同時に使えるため、焼き鳥を焼きながら燗酒を作るなど、酒と肴を一緒に準備でき、自宅ごはんや家飲みの楽しみをグッと広げることができる。
■おすすめの活用例
自宅に「chibi chibi」を1台備えているだけで、まるで外食のような楽しさを、自宅や庭で楽しめそうだ。活用例を紹介しよう。
・熱燗と焼きネギ
まるまると太った長ネギを炭火で焼きながら、もう片方の火口で好きな日本酒を燗で楽しむために温める。まさに冬の醍醐味ともいうべきマッチング。もちろん、ネギに限らず好みの具材で楽しみは無限に広がる。
・ 缶つまと焼き野菜
ビールや焼酎、ハイボール、この日本酒は冷やで飲みたい、という人に。椎茸とアスパラを炭火で焼きながら、缶つまを温めれば、同時に2品が完成。
・ホットワインとグリルシュリンプ
洋で楽しみたいという人には、ホットワインはいかがだろう。海老の炭焼きはガーリックソルトやトリュフソフトなど、塩にこだわると一層美味しく味わえるとか。海老以外にベーコンやソーセージもおすすめ。
■炭屋が家庭用炭火台を作ったきっかけ
同商品を販売する福田商店は、主に飲食店向けの木炭の販売を行っているため、コロナ禍で売上が大幅減少。これを機に、新しい需要を生み出す事業を立ち上げた。
厳しい時こそ地域内で手を取り合おうと、川崎市の協力を得て、地元の事業者とのコラボレーションが実現。ステンレスは川崎市のステンレスメーカーから調達し、土台と専用ケースの原材料は神奈川県の間伐材を扱う団体から供給してもらうことにより、三者による新事業がスタートした。
また以前から、1人の時間・空間、またそれを演出するためのアイテムにこだわる人が増えていたことも背景にあったという。
密を避ける“ひとり時間”を愉しめる「chibi chibi」は、まさにwithコロナ時代に最適なアイテム。
同社では、これを皮切りに「炭」に関連した独自アイテムを今後も発表予定で、第2弾は「ミニ囲炉裏」を予定しているという。これまで外食やアウトドアなど、ごく限られたシーンでしか触れることのなかった“炭・炭火”の面白さに出会える機会が今後増えることになれば、一層暮らしの愉しみ方も多様になるだろう。
小型炭火調理器具「chibi chibi」販売URL:https://withcharcoal.shopselect.net/
(hachi)