客を迎える場である“玄関”にこだわりを持つ人、そして、環境に関心が高くSDGsに即したLOHASな暮らしを目指す人に、必見のイベント情報。
■ガラスと日本庭園の斬新なコラボ
現在、TOKYOリノベーションミュージアム(パナソニック東京汐留ビル1F)で開催されている「枯山水のある“気”のいい玄関 ~アートを活かしたサスティナブルリノベーション~」展。
同展では、ガラス造形作家の西中千人氏による「リサイクルガラスの枯山水」をマンションモデルルームの玄関に創設し、和の癒しの空間がある自宅での過ごし方を提案している。
西中千人氏は日本庭園を現代アート空間と考え、「ガラス=光」を取り入れることで新しい楽しみ方を提案する作家だ。会場では、煌めくガラスの飛び石を歩き、その魅力を体感できる。
同時に、リサイクルガラスを用いたアート作品を通してガラスの再資源化による持続可能な社会への課題提起を行っている。
2019年には京都法然院参道に『 ガラスの枯山水「つながる」 』が恒久設置された。
自然と調和した世界初のリサイクルガラスのアート空間に、世界最大のガラスコレクションを持つニューヨーク「コーニング美術館」から30余名が視察に訪れている。
■枯山水を暮らしに取り入れる
2月21日には「“現代版枯山水”のある暮らしの楽しみ方」をテーマにした参加費無料のトークイベントが開催される。インスタイライブでも配信されるので、どこでも視聴可能となっている。展覧会・トークイベントの詳細は公式サイトにて確認を。
まだ続きそうな自粛期間のストレス解消として、和の心にふれてみるのもいいだろう。
枯山水のある“気”のいい玄関 ~アートを活かしたサスティナブルリノベーション~
会期:4月6日(火)まで (水曜休館)
会場:パナソニックTOKYOリノベーションミュージアム
住所:東京都港区東新橋1丁目5番1号パナソニック東京汐留ビル1階
パナソニックTOKYOリノベーションミュージアム公式サイト:https://sumai.panasonic.jp/trm/exhibition/current/index.html
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