昭和から平成へと日本人の働き方に対する考え方が大きく変わってきた。それに合わせてオフィスのコンセプトもダイナミックな変化が見られる。オフィスの什器・家具も、今のコンセプトにあったものが必要だ。

株式会社イトーキは、カジュアルな空間にも合わせやすいミーティングチェア「Wan（ワンチェア）」を発売した。

◾︎イトーキのオフィス関連事業について

株式会社イトーキは、1890年に創業。ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具、物流機器、ICT・映像音響機器、建材内装設備など幅広いラインアップでさまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしている。

◾︎「Wan（ワンチェア）」誕生

近年、時間や場所にとらわれない働き方が増えたことで仕事と生活の境界があいまいになり、オフィスのワークスペースもカジュアルな内装が増えてきている。また、オフィス空間は、打ち合わせやセミナー、来客スペース、立食パーティーなど、幅広い用途に使われるようになってきてもいる。

そこでイトーキは、カジュアルなオフィス空間にも合わせやすいデザインと、多目的な空間利用に対応できる収納機能を両立したミーティングチェア「Ｗａｎ」を開発した。

◾︎「Wan（ワンチェア）」主な特長

ラウンジライクなシェルデザイン

身体を包み込むような形状で、ゆったりとした座り心地を演出。従来のオフィス空間はもちろん、よりカジュアルな空間にも違和感なくレイアウトできる。

用途に合わせて収納

ワンアクションでシェルを跳ね上げ、レイアウト変更時などで効率よく収納することができる。（ネスタブルタイプのみ、170mmピッチ）

座り心地を高める座クッション

座の3次元曲面に沿った形状で、長時間のミーティングでも快適に座ることができる。

動かしやすいキャスター

どんなタイプの床でも軽い力で小回りよく動かすことができる。（ネスタブルタイプのみ）

コンパクト設計

W1800mmの折りたたみテーブルに3脚収めることができる。脚間寸法1660mm以上のY型脚、L型脚テーブルに対応。（ネスタブルタイプのみ）

シェルの質感をアップさせるテクスチャー

シェルの背面に”さざなみ”をイメージした模様を施されている。見る角度や光の当たり方によって見え方が変化する。

デザインやカラーの多様さと機能性が合わさったWan（ワンチェア）は、明るくオープンな感覚の令和のオフィスには最適だ。コンパクトで場所を取らず、収納が楽なのは、性別・年代を選ばずに使いやすい。まさにダイバーシティ＆インクルージョンな家具と言えるだろう。

Wan（ワンチェア）

本体価格（税抜）：￥46,000（ヌードシェル／ネスタブルタイプ）、￥31,500（ヌードシェル／4本脚タイプ）

製品ページ：https://www.itoki.jp/products/mchair/wan/

（冨田格）