江戸の風情が残る。上野東照宮 春のぼたん祭

江戸の風情を今に残す上野東照宮のぼたん苑。
2019年4月11日(木)~5月12日(日)の間、110種600株以上が彩る春のぼたん祭が開催。

■開苑当時からの大株や、緑色に咲く『まりも』など110種600株以上
期間中、日本、中国、アメリカ、フランスなど110種600株以上のボタンが咲き誇る。中には開苑当時から咲き続ける大株や、中国品種と日本品種の自然交配による緑色の花が珍しい『まりも』なども楽しめる。

[苑内風景※昨年のイメージ]

                   [苑内風景※昨年のイメージ]

[まりも]

                          [まりも]

 

                          [ジパング]

黄色の黄色の千重咲きの牡丹で上向きに咲く唯一の牡丹。

                          [赤銅の輝]

黄色に桃色がかった橙色の花弁でとても珍しい品種の牡丹。花弁一枚一枚が際立ち、上向きに咲くのも特徴。

■『ボタン』とは
ボタンの花は「富貴」の象徴とされ、「富貴花」「百花の王」などと呼ばれている。
日本には奈良時代に中国から薬用植物として伝えられたとされ、江戸時代以降、栽培が盛んになり数多くの品種が作り出されてきた。中国文学では盛唐(8世紀初頭)以後、詩歌に盛んに詠われるようになり、日本文学でも季語として多くの俳句に詠まれ、絵画や文様、家紋としても親しまれてきた花だ。

[紫紅殿(しこうでん)]

                          [紫紅殿(しこうでん)]

[黄冠(おうかん)]

                           [黄冠(おうかん)]

『旧寛永寺 五重塔』をはじめとする本格的な江戸建築とボタンを楽しむ
苑内からは旧寛永寺五重塔を見る事ができる他、3年前のリニューアルで新設された日本庭園が有り、他では味わえない江戸風情の中でボタンを楽しむことができる。

季節感のある撮影を楽しめる色鮮やかな鯉のぼりや、ヒメウツギの苔玉盆栽などを用意。600株以上が咲く牡丹との撮影もできる。

■ボタンと共に咲くお花達
苑内にはボタンの他にシャクナゲ、シャガや約20品種のシャクヤクなどが随時開花しボタンとの艶やかな共演。

[シャクナゲ(4月初旬~中旬)]

[シャクナゲ(4月初旬~中旬)]

 

[シャクヤク(4月中旬~5月中旬)]

[シャクヤク(4月中旬~5月中旬)]

[シャクヤク(4月中旬~5月中旬)]

[シャクヤク(4月中旬~5月中旬)]

満開のボタンに出会いに上野に出かけよう。

[上野東照宮 春のぼたん祭]概要
名称:               第四十回 上野東照宮 春のぼたん祭
期間:               2019年4月11日(木)~5月12日(日)※期間中無休

住所:  東京都台東区上野公園9-88

URL:               http://www.uenotoshogu.com/botan/