銀座の和光は、工芸分野における技の美の頂点を極めた重要無形文化財保持者(人間国宝)40名による「工芸・kōgeiの創造-人間国宝展-」を本館6階の和光ホールで4月5日(金)から21日(日)まで開催する。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形それぞれの分野において第一人者として日本の伝統技術を保存、継承し、さらにその時代に呼応した新たな価値を創造し続ける作家の作品が一堂に会す本展覧会は、今年で4回目。
工芸の可能性を広げるような大作から日々の生活を豊かに彩る小品まで100余点が展示される。
?田美統 「釉裏金彩牡丹文飾皿」 径50.8×高さ9㎝
中川 衛 象嵌朧銀花器「帰来」 12×31.5×高さ25㎝
中野孝一 「桜花文小箱」 12.5×14.2×高さ11㎝
小宮康正 江戸小紋着尺「極毛万筋」
須田賢司 「楓鋲装長方箱」 10×25×高さ6㎝
林 駒夫 木芯桐塑和紙貼装「菊慈童」 11×14×高さ27㎝
会場にて出品作家によるギャラリートークも開催予定だ(各日 14:00~)。
4月6日(土)小宮康正さん(染織)、7日(日)中川 衛さん(金工)、13日(土)?田美統さん (陶芸)、14日(日)藤沼 昇さん(木竹工)、20日(土)小森邦衞さん (漆芸)
さまざまな魅力に満ちた工芸の美をぜひこの機会に堪能してみてはいかがだろう。
(Y.FUKADA)