宮沢賢治やライト兄弟もみんな“クリぼっち”だった…偉人の“ぼっち事情”を公開

「今年のクリスマスはどう過ごす?」
この時期になると必ずあがる話題だ。

「実は歴史に残る数々の偉業は“クリぼっちだった偉人”によって支えられていた!」というムダに安心する調査結果を日本ジェネラルナレッジ協会が行った。

そして、偉人たちと当時のぼっち事情を証明するエピソードを時系列に沿ってまとめた「クリぼっち偉人史」をウェブサイトにて公開中。これが面白い。

■「クリぼっち偉人史」の見所
「クリぼっち偉人史」では、どの教科書にも載っていない偉人の知られざる“ぼっち”な側面を2つのパターンに分けて明らかにしている。
<パターン1>クリスマスに大きな出来事を成し遂げていた偉人たち 「今日はクリスマスなのに…でもやるしかない!」状態

<パターン2>生涯配偶者を持たず、ぼっちで過ごした偉人たち 「別にクリぼっちになりたくてなっているわけじゃない!」状態

成し遂げたい大きな夢に人生を捧ぎ、自ら進んでクリぼっちを選択し航海に出た探検家のジェームズ・クックや、生涯にわたって配偶者を持たないことを貫き、クリスマスもぼっちで過ごしたと想像される童話作家の宮沢賢治など、名だたる偉人総勢16名の様々な“クリぼっち事情”がまとめられている。

■クリぼっち偉人の考察(2つのパターンから抜粋)
<パターン1>クリスマス・イブに大きな出来事を成し遂げていた偉人
◆ジェームズ・クック「太平洋へクリぼっち旅」
未踏の地を追い求めた海洋探検家のジェームズ・クックは1777年のクリスマスも航海に出ており、ちょうどクリスマス・イブの日に島に到達したことから、「クリスマス島」と命名した。クリスマス・イブも関係なくぼっち旅を謳歌していたと想像される。

◆吉田茂「書簡送ってたらパーティ間に合わず…」

戦後日本をどん底から救った政治家の吉田茂は1951年のクリスマス・イブに台湾国民政府を中国の正統政府として選ぶことを表明した書簡を米国に送った。当日は準備作業で多忙を極め、クリぼっちだったと想像される。

<パターン2>配偶者を持たず生涯をぼっちで過ごした偉人
◆ライト兄弟 「女より飛行機だよな兄さん!」

人類初の動力飛行を成功させたライト兄弟は、兄弟揃って恋をすることさえも忘れ、前人未踏の飛行機完成に人生を捧げた。クリスマス当日もおそらく飛行機づくりに明け暮れ、気付いたらクリスマスは過ぎていたと想像される。◆宮沢賢治 「クリスマスニモマケズ…」

世代を超えて愛されている童話作家の宮沢賢治は極度の潔癖症であったことから生涯女性に触れることなくぼっち人生を貫いた。クリスマス当日も女性の手を握るよりもペンを握り執筆に打ち込み、クリぼっちであったと想像される。◆アダム・スミス

「神の見えざる手よりも女の手を…」

経済学の父と言われる天才経済学者のアダム・スミスは好意を持った女性に勇気を持って告白するも、死ぬまでフラれ続けた。クリスマス当日もリア充になりたかったがおそらくなれなかったであろうと想像される。◆マザー・テレサ

「平和が恋人です!」

ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサは誰よりも平和な世界を望み、貧しい地域への援助を通じて出会う人々に愛を与え続けた。そして生涯を通じて純潔を貫いたとされている。■クリぼっち偉人史 詳細 

クリぼっち偉人史は、クリスマスを迎える直前に、実はあの偉大な偉人でさえも“クリぼっち”だったと認識し、クスッと笑える結果になれば…との企画意図通り、思わず苦笑いをしてしまう。

そして、今回この面白い歴史上の人物や出来事を研究した日本ジェネラルナレッジ協会は、分野にとらわれず知っておくべき・知らないと恥ずかしいといった事象の知識量を測ることを目的とし実践的検定試験、「知識検定」を開催。

出題範囲は、言語から地理・歴史、政治・経済、社会、国際、自然科学、生活、スポーツ、芸術、カルチャーと広範囲。しかも、1級は制限時間5時間と超実践的な検定試験だ。申し込み締め切りは、来年2019年1月24日(木)とまだ少し余裕があるので、この機会に挑戦してみるのはいかがだろう。

【知識検定サイト】URL :https://www.kentei-uketsuke.com/knowledge/

 

(Y.FUKADA)