ドイツのミュンヘンと姉妹都市である札幌では、現地と同じようにクリスマス前のアドヴェント(待降節)が楽しめる「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」を12月25日まで開催。
2002年からスタートして今年で17回目を迎え、この時期の札幌を盛り上げる楽しいイベントだ。
会場はテレビ塔のすぐ近く、大通公園2丁目。ドイツのクリスマスマーケットで見られる、ログハウス風の店がずらりと並ぶ。
ドイツビールはもちろんのこと、クリスマスマーケット名物の「グリューワイン」や珍しい「ホットビール」などの飲み物を始め、「アイスバイン」やミュンヘン名物の白いソーセージ「ヴァイスヴルスト」などの食事も豊富。
甘い物が欲しい人には、ドイツでよく食されているアップルパイのような「アプフェル・シュトゥルーデル」、クリスマス定番の「シュトレン」などのデザートや菓子がオススメだ。
ドイツからやって来たみつろうキャンドルや、可愛らしい手作りのクリスマス・オーナメントがクリスマスマーケットらしい雰囲気を盛り上げてくれる。
またドイツ以外のヨーロッパ各地からのクリスマス・グッズを扱う店もあり、見て回るだけでも楽しい。
せっかくなので、ドイツで食べるようなソーセージとビールで「Prost(乾杯)」!
ストーブのあるテント内で温まりながら、美味しい物、温かい物で身体も気持ちも大満足。誰もが笑顔になって楽しんでいた。
外は雪。白い息を吐きながらグリューワインを飲めば、まさにドイツのクリスマスマーケットに来た気分。
「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」は、小規模でもヨーロッパらしさを感じられる、温かくて可愛らしいマーケットだった。
(田原昌)