数多くの有名デザイナーを生み出した、北欧モダンインテリアの国デンマーク。今もなお世界中で愛され続ける北欧家具の巨匠フィン・ユールの世界観と哲学を研究する「HOUSE OF FINN JUHL」は、日本初の専門ギャラリーを大塚家具有明本社ショールームにてオープンした。
「HOUSE OF FINN JUHL」は2001年にフィン・ユール家具の製造と復刻生産に関する専有権を取得。フィン・ユールの想いを製品として表現し、高い品質を保つことでフィン・ユールへの最上の敬意を払いながら、家具の製造を続けている。その成果として、世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」で発表したブランドは、40種類以上のコレックションで構成される。
有明の専門ギャラリーに展示する作品は、フィン・ユールが彫刻家の影響を受けてデザインした作品だ。ペリカンが翼を広げた形に似ていることから名付けた「Pelican Chair ペリカンチェア」(90万1800円・税込)をはじめ、フィン・ユールの初期の代表的な作品で最も愛らしいフォルムを持つソファ「Poet Sofa ポエトソファ」(131万8680円・税込)、スチールとの木の組み合わせが特徴的で天板が伸長する機能性を備えシンプルなデザインのテーブル「Nyhavn Dining Table ニューハウンダイニングテーブル」(62万5320円・税込)など。
さらに今回注目したいのは、フィン・ユールの作品で今まで製品化されてこなかった幻の作品「FJ64 chair」。日本国内で初のお披露目となり、12月末まで特別出展する。フィン・ユールのデザインのエッセンスが随所に現れてた作品は見逃せない。
日本初の専門ギャラリーで、フィン・ユール独特の世界観を感じ、デザインの真の魅力を体感してほしい。