ヴィンテージ家具・アートなどを扱うギャラリー「stoop(ストゥープ)」は、新業態「topso(トプソ)」のショールーム兼ギャラリースペースを、2月22日(土)に東京・清澄白河にオープン。
日本未上陸の製品を中心とした、30年代〜80年代にデザインされた現行品をコレクションし、日本工芸をプロデュースした製品も展開する。
日本流通の少ない現行品のコレクション
ショールーム「gallery topso(ギャラリートプソ)」は、ギャラリースペースとショールームスペース、ステップフロア構造のホテルライクなラグジュアリースペースをシームレスにつなぐ空間構成となっている。
また、海外のインテリアスタイルにも調和するよう、独自にプロデュースした漆などの日本国内の工芸を含めて展示・コーディネート。日本のインテリアの可能性を広げる、新たな提案の場となることを目指す。
3種類のフロア構造で展示や企画を行う
同店のエントランススペースは、通常はショールームとして機能しつつ、ギャラリースペースとして定期的に企画展を開催する。
中央のショールームスペースでは、フィリップ・スタルクや倉俣史朗、吉岡徳仁、ピエロ・リッソーニなど、国際的なアーティストらがデザインを手がけた「GLAS ITALIA社」のガラス製の家具を中心にコーディネートした。
そして、最奥のスペースでは、ホテルライクなラグジュアリーな空間を演出。「4 MARIANI社」のフルレザー貼りベッドや、「牧野漆工芸」による漆アートなどを展示している。
ヴィンテージなデザインを中心とした全18ブランド
同店のオープンに併せて、「GLAS ITALIA社」の高品質なガラス製家具や、数々の名作を製造する「Artifort社」のチェア、「FLOS社」の照明、そして建築と一体化した家具デザインを追求した「Marcenaria Baraúna社」のチェアなど、新たに4ブランドから象徴的なプロダクトの取り扱いをスタート。
また、建築家グイド・ファレスキーニと「4 MARIANI社」のコラボレーションによってデザインされた「TUCROMAシリーズ」や、エリオ・マルティネリやマッシモ・ヴィネッリなどのアイコニックなデザインを今も製造する「Martinelli Luce社」のプロダクトにも注目したい。
ほかにも、ジオ・ポンティ、ガエ・アウレンティなどとコラボレーションを果たした「FontanaArte社」の照明など、全18ブランドから、歴史上のアイコニックなデザインのプロダクトを扱う。
併設するギャラリースペースで企画展を定期開催
同店のギャラリースペースでは、「gallery stoop」のヴィンテージ作品を交え、プロダクトがデザインされた当時の背景を伝える企画展や、コンテンポラリー家具の発表の場としての展覧会を定期的に開催する。
第一弾の企画展では、国際的な受賞歴を誇る鈴木良と小山あゆみの「AtMa inc.」が手がける家具シリーズの企画展を、3月下旬頃に予定している。
名作家具と出会えるショールームに出かけてみては。
gallery topso
オープン日:2月22日(土)
所在地:東京都江東区扇橋1-2-3 1F
営業日:土・日・祝祭日 / 平日完全予約制
営業時間:12時~19時
公式サイト:https://topso.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000052091.html
(田原昌)