歴史あるイタリアの名門ワイナリー「Mazzei(マッツェイ)」は、「フォンテルートリ」「ジゾラ」「ベルグアルド」「ヴィッラ マルチェッロ」という、優れたワインを生み出してきた。
伝統と革新が融合したワインは、世界中のワイン愛好家や専門家から高く評価されている。
そんな、トスカーナ地方を代表する同ワイナリーについて紹介したい。
1435年からワイン造りを行うマッツェイ家の情熱
マッツェイ家は600年以上もの間、先祖代々受け継がれる精神と情熱をもって、その土地のテロワールを表現したユニークなワインを生産してきた。
所有する全てのワイナリーでサステナブルなぶどう栽培を行い、その土地のアイデンティティを表現し、後世に引き継ぐ。
同ワイナリーのワインは、『ガンベロロッソ』誌で合計36回の「トレビッキエーリ」を獲得し、著名なワイン評論家による評価サイト「ジェームス・サックリング」では、90点以上を198回獲得している。
テロワールを表現した4つのワインブランド
正規輸入代理店のパシフィック洋行では、11月13日(水)より、同ワイナリーの取り扱いを開始した。
その4つのブランドについて見てみよう。
トスカーナ州のキャンティ・クラシコ
カステッリーナ・イン・キャンティにある「Castello di Fonterutoli(フォンテルートリ)」は、キャンティ・クラシコにおいて600年の歴史を誇る。
海抜220〜570mに位置しており、サンジョヴェーゼを中心に、メルローやマルヴァジア、コロリーノなどを栽培している。
全ての畑が異なるミクロクリマを持ち、それぞれの特徴を生かしたぶどう栽培、ワイン醸造を行う。その結果、多様性と複雑性を特徴とする、ユニークなワインが生まれる。
トスカーナ州マレンマの「ベルグアルド」
「Belguardo(ベルグアルド)」は、1990年代半ばに、マレンマの中心であるグロッセートとモンティアーノの間、ティレニア海に近い丘陵地帯に設立したワイナリーだ。
ワイナリーのロゴは、トスカーナが生んだ天才、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた多面体がモチーフとなっている。
変化に富んだ土壌と気候の組み合わせは、まったく異なるブドウの栽培を可能にし、非常にエレガントでアロマティックなワインを生み出している。
シチリア州で新しく展開した「ジゾラ」
「Zisola(ジゾラ)」は、シチリア南東部、ネロ・ダーヴォラの原産地と言われる土地に新たに誕生。ネロ・ダーヴォラ、グリッロ、カタラットなどのシチリア原産のぶどうを栽培している。
同地は典型的な地中海性気候で、土壌は石灰岩に富む。
熟成にはオーク樽を用いて、複雑さと繊細さ、緻密なテクスチャーとエレガンスを持ったワインを生産している。
評価の高まる「ヴィッラ マルチェッロ」
「Villa Marcello(ヴィッラ マルチェッロ)」は、17世紀末に、トレヴィーゾ県フォンタネッレに狩猟用のロッジとして建設された。
現在は、プロセッコ生産に欠かすことの出来ないグレラ、ピノ・ビアンコを中心に、ぶどう畑を所有している。
フラッグシップである「ヴィッラ・マルチェッロ プロセッコ」は近年著しく評価を高めており、スパークリングワインも多くの愛好家を魅了している。
「マッツェイ」のワインで、イタリアワインの魅力を感じてみては。
マッツェイ
公式サイト(英語):https://mazzei.it
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000066050.html
(田原昌)