世界で最も権威のあるワイン品評会「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2024」が、今今年の4月15日(月)〜29日(月)に、ロンドンで審査会が行われた。
その品評会で、海底熟成ワイン「SUBRINA(サブリナ)」が、海底熟成酒としては世界で初めて*シルバーメダルを受賞した。
世界的に評価された海底熟成ワインとは何か、ここに紹介したい。
南伊豆の美しい海で熟成させるワイン「SUBRINA」
海底熟成ワインの「SUBRINA」は、日本有数の透明度を誇る美海、ヒリゾ浜を有する南伊豆奥石廊中木沖の水深15mで、約半年間熟成させた赤ワインだ。
同ワインは成熟したブドウから生まれる豊かな果実味、柔らかなタンニン、豊富な酸の美しいプロポーションを持つ一品。海底で眠っていた証しとして、ボトルにはフジツボや石灰藻などの“海からの贈り物”が付着している。
海とワインにまつわるストーリーが、特別な贈り物を演出してくれる一本だ。
海底熟成酒として初のシルバーメダルを受賞
「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」は、世界で最も影響力があり、40カ国以上から集まった500名以上の審査員が公平かつ厳格にブラインド・テイスティングにてワインを評価する品評会だ。
海底で貯蔵という、特殊な環境がつくる味わい
今年で40周年を迎える同品評会にて、シルバーメダルを受賞した「SUBRINA」は、南アフリカのステレンボッシュのブティックワイナリー「Graceland Vineyards(グレイスランド ヴィンヤーズ)」とともに創り上げたシラーの赤ワインを、南伊豆の海底で約7ヶ月間貯蔵したもの。
一般的なワインセラーとは異なる、海底という特殊な環境により、同商品は香りが開き、生き生きとした果実味はそのままに、シルキーなタンニン、複雑で余韻の長いバランスのとれた味わいへと仕上がる。
同品評会によるテイスティングノートを見ると、「スミレとブラックベリージャムの香り。エレガントなオーク、コショウ、アニスの豊かな深み。モカと甘草の風味。シルキーで複雑、余韻が長い」という味わいが評価された。
南伊豆の海底で眠っていた2種類の受賞ワイン
「IWC 2024」で受賞したのは、「SUBRINA ACT5 2021」と「SUBRINA ACT4 2020」の2種類。いずれも南アフリカのステレンボッシュの「Graceland Vineyards」で生産したものだ。
「SUBRINA ACT5 2021」のほうのアルコール度数は14.5%で、近日発売予定となっている。
一方「SUBRINA ACT4 2020」は、アルコール度数が15.5%で、数量限定で販売中。価格は15,000円(税込)からとなる。
海底で眠っていたワインのボトルは、1本1本表情が異なるのも魅力だ。
SUBRINA
ブランドサイト/オンラインショップ:https://subrina.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000021860.html
(田原昌)
* コモンセンス社調べ/2024年5月時点