和紙職人が手掛けるクラフトビールに注目。爽やかな紫蘇の香りがアクセントのゴールデンエール

福井・越前の山伝製紙社より、福井県越前市と紫式部がモチーフのクラフトビール「和紙職人が作った紫式部花酵母のCRAFT BEER」が登場。同社公式オンラインショップでの販売も開始した。

1500年の歴史を持つ越前和紙を知ってもらうべく誕生した、すっきりとした味わいが魅力のゴールデンエールを飲みながら、特別なひとときを過ごしたい。

和紙職人が作った紫式部花酵母のCRAFT BEER

今回登場したのは、苦みを抑え、ほんのりと香る紫蘇がアクセントとなった、すっきりとした味わいが魅力の飲みやすいゴールデンエール。「ビールの色を紫色にする」「越前市の特産物を入れる」といったさまざまな案が出たが、「越前和紙の先人の職人たちのように、誰もやったことがない事に挑戦する」というコンセプトを掲げ、同商品の開発に至った。

その結果採用されたのが、「紫式部」の花酵母で醸造するビール造り。古くから日本にも自生しており、シソ科・ムラサキシキブ属に分類される「紫式部」の実から、東京農業大学・花酵母研究会の協力のもとビールの醸造に使用する酵母を採取した。

醸造を手掛けるのは大阪の「MARCA BREWING」

山伝製紙社と大阪のクラフトビール醸造所「MARCA BREWING」は、毎年越前市で開催されるイベント「千年未来工藝祭」で初めて出会い、異なる業種ながらもお互いの共通点を見つけ、それ以来交流を続けてきた。

その縁がきっかけとなり、これまで誰もやったことがない紫式部の花酵母を使用したビール造りに共に挑戦。ほんのりと紫蘇が香る、苦味を抑えすっきりとした味わいのゴールデンエールが完成した。

越前市在住のデザイナー・イラストレーターのaiMIKI氏によるラベル

同ビールのラベルイラストを手掛けるのは、越前市在住のデザイナー・イラストレーターのaiMIKI氏。酵母に使用した紫式部の実をはじめ、和紙の原料や水、越前市にゆかりのあるコウノトリや菊の花などの自然が描かれたデザインには、「越前市の美しい風景と人々が繋がり支え合う」という願いが込められている。

デザインが印刷されたラベルは、もちろん山伝製紙の和紙。

国内でさまざまな酒類のラベルに使用されている実績と経験から、色鮮やかなデザインの色彩が表現されている。さらに、瓶を手にとったときに和紙の触り心地の良さを感じられるよう工夫している。

明治創業の歴史ある山伝製紙社が手掛ける、新しいチャレンジが詰め込まれたクラフトビール。その味わいに、期待と注目が集まる。

和紙職人が作った紫式部花酵母のCRAFT BEER
価格:990円(税込)
内容量:330ml
販売場所:山伝製紙社公式オンラインショップ(https://yamadenstore.base.shop/
公式サイト:https://www.yamaden-seishi.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000133149.html

(kyoko.)