東京・合羽橋にある創業明治41年の料理道具店「釡浅商店」には、丈夫で機能的な商品が揃っている。
本記事では家庭用サイズの包丁を持ち運べる新商品「釜浅のデニムナイフケース」と、人気商品の「釜浅のごはん釜」を紹介していく。今月新設したばかりの、蔵前のグリーンショップがプロデュースした観葉植物の無人販売にも注目だ。
東京・合羽橋の老舗道具店「釜浅商店」
釜浅商店は初代・熊澤巳之助氏が「熊澤鋳物店」として開業した。以来、屋号を「釜浅商店」に改め、使いやすく、タフで永く使える料理道具を提供し、多くの料理家から愛され続けてきた。さらに、2018年5月にはパリに初の海外支店をオープン。国内外に向けてオンラインショップも展開中だ。
オリジナルの新商品「釜浅のデニムナイフケース」
岡山のアパレルブランド「iori products」と共同開発した釜浅のデニムナイフケースが新商品として販売中だ。
プロが使う従来の包丁ケースは容量が大きいものが多い。同商品は一般の人向けとして、包丁1、2本が持ち運べるサイズ感のものが欲しいという声から生まれた。
釜浅商店では2018年に「研ぎ師エプロン」を発売するなど、オリジナルのファブリックアイテムの開発にも積極的に取り組んできた。今回発売した包丁ケースはその第6弾となる。
同商品には包丁はもちろん、さまざまなツールを収納できるようにシンプルなデザインを採用した。サイズは長さ40cmまでの包丁が入るようにし、トートバックやリュックにも入る。
留め具は紐巻きにし、包丁を傷つけないように配慮した。内側は帆布を2重構造にし、丁寧に縫製。耐久性の高い岡山産デニムの経年変化を楽しめのも魅力だ。
日本各地の材料や技術から生まれた「釜浅のごはん釜」
2019年に発売開始した人気商品「釜浅のごはん釜」のコンセプトは、「鉄の良さを引き出し、おいしくごはんを炊く釜」。
同商品は、本体の釜に使用していた岩手・南部鉄器の工場が廃業したことから素材を一新し、高品質な釜へリニューアル。釜浅商店合羽橋店やECサイトで5月10日(金)より販売をスタートした。
リニューアル後は、山梨県にて鋳造した後、神奈県で表面処理を行い、最後に岩手県で仕上げている。木の蓋は長野県の厳選された素材を使用して製作している。日本各地の材料、技術を組み合わせて完成する逸品だ。
観葉植物の無人販売所「リョッカブルッカ」
さらに、釜浅商店合羽橋店の包丁売場2階に5月16日(木)、東京・蔵前のグリーンショップ「anvers Blucca(アンヴェールブルッカ)」がプロデュースする観葉植物の無人販売所「リョッカブルッカ」がオープンした。
来店者がくつろげる休憩スペースとして誕生した空間に飾っている植物は、QRコードから購入可能。23区内限定で配送も行う。
ワンランク上の調理道具にこだわる、大人男性注目の同店へ足を運ぼう。
釜浅商店 KAMA-ASA 合羽橋店
所在地:東京都台東区松が谷2-24-1
営業時間:10:00-17:30 年中無休(年末年始を除く)
公式サイト:https://kama-asa.co.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000114802.html
(hachi)