「ロロ・ピアーナ」2024春夏広告キャンペーンスタート。日本の風景の中にある調和の美を多感覚的に表現

高級ファブリックからスタートしたイタリアを代表するラグジュアリーブランドである「Loro Piana(ロロ・ピアーナ)」。

同ブランドは、マリオ・ソレンティ氏の撮影による2024春夏広告キャンペーンをスタートした。

「ロロ・ピアーナ」ファンはもちろん、ファッショニスタならチェックしておくべきではないだろうか。

日本の風景の中にある調和の美を多感覚的に表現

同ブランドの本質は調和。人間と自然、自国の文化と他国の文化、異なる世代、有機的なフォルムと現代的なラインのバランスから生まれる美しさを追求している。

モデルのセレーナ・フォレスト氏、ジョナス・グロール氏、アワー・オディアング氏、リアン・ヴァン・ロンパエイ氏、ベンジー・シュー氏をフィーチャーし、マリオ・ソレンティ氏によって撮影された同キャンペーンでは、建築や田園風景など、日本の風景の中にある調和の美を多感覚的に表現している。

全体の美しさはそれぞれの部分に存在するという信念

流れるようなフォルム、魅力的な質感、鮮やかでシンプルなコレクションのインスピレーションとなった国である日本は、その性質、特に工芸品への敬意と自然との調和を追求する姿勢において同ブランドと価値観を共有している。

同キャンペーンでは、存在するすべてのものはより大きな全体の一部であり、全体の美しさはそれぞれの部分に存在するという信念のもと、そのような連続性を写真で表現している。

ウェアとその空気感を高める自然光に包まれながら、通りを歩いたり、海岸に立ったり、野原に座ったり、現代建築や伝統建築に寄りかかったりするなど、それぞれの被写体を単独で写している。

喜び、温かさ、平和の感覚がにじみ出ている写真

日本ははっきりと感じられるが、調和を追求する中で、それはヒントや暗示、痕跡にすぎず、共同体としての意識、環境との調和が全体に貫かれている。流れるようなジェスチャー、ウェアの色や質感は周囲のものと自然に調和している。

人類は自然の中に自らの居場所を見つけ、ウェアやアクセサリーによって相互のつながりを意識する。絵画的で緻密な写真からは、喜び、温かさ、平和の感覚がにじみ出ている。

コレクションが親和性への旅であるように、キャンペーンもまた、作為のないバランスの美を表現している。最終的に日本は、感覚や心の状態、つまり自然に対する文化的で魂のこもった解釈として表現されている。

「ロロ・ピアーナ」2024春夏広告キャンペーンはまるで芸術作品のようだ。

Direction:Atelier Franck Durand
Photographer & Director:Mario Sorrenti
Stylist:Aleksandra Woroniecka
Models:Selena Forrest,Jonas Glöer,Awar Odhiang,Rianne Von Rompaey,Benji Xu
Hair:Damien Boissinot
Make-Up:Lisa Butler

公式サイト:https://jp.loropiana.com/ja/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000061598.html

(角谷良平)