「Discover Japan」2月号は、日本が誇る豊かな資源である温泉を活用した“保養”や“地域活性”を特集

ディスカバー・ジャパン社が発行する月刊誌「Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)」2024年2月号「人生に効く温泉」が発売された。

体にも心にも効能がある日本の温泉の実力を深掘りしてみよう。

日本は世界でも有数の温泉大国

日本には全国各地に3000近くの温泉地があり、その泉質もさまざまだ。地球のエネルギーを秘めた温泉は、まさに日本の宝。温泉は歴史的にも日本人を癒やし、元気にしてきた。

温泉地に1泊ではもったいない。数日滞在することでこそ、真の温泉のパワーや効能を感じることができる。

また温泉は、湯あるところに人が集う。コミュニケーションを生む装置でもある。

そこで同号では、日本が誇る豊かな資源である温泉を活用した“保養”や“地域活性”について特集し、その可能性をひも解く。

超長寿社会に突入している日本にとって“心身が健やかであること”は重要なキーワード。

慌ただしい暮らしの中に温泉での保養をうまく取り入れ、そして温泉を地域資源として時代にあわせて活かすことに、人も地域も元気になれるヒントがありそうだ。

人も地域も元気にする温泉の魅力を紹介

日本を代表する温泉地で、御三家で知られる大分「由布院温泉」。賑やかな観光地の温泉というイメージが強いが、実はそもそもは温泉保養のための別荘地という場所だったという。

そんな由布院で、いま、中長期滞在しての温泉保養地としての可能性を模索する動きがあるとか。これからの保養温泉地としての可能性をひも解く。

また、街ぐるみで公衆浴場「恩湯」をリニューアルさせた山口「長門湯本温泉」。1月下旬から3月頭まで「音信川うたあかり2024」というアートナイトを開催するなど、目が離せない温泉地の取り組みを紹介する。

そして島根「温泉津温泉」。歴史ある温泉街に新しい宿や店が増えている。そのきっかけをつくったのは、移住してきた寺の住職の奥様だ。まるで“第二の故郷”と人が集う温泉街の魅力を紹介する。

保養にいい温泉&温泉宿

これからの温泉の楽しみ方は、数日滞在しての温泉保養がおすすめだ。

40年以上全国の温泉を巡って研究している温泉教授・松田忠徳さんには、松田さんが惚れた名湯を。食事も自分のスタイルで選べたり、仕事もしやすい環境が整っていたりと、中長期滞在が叶う温泉宿や過ごし方を、温泉ビューティ研究家の石井宏子さんが紹介する。

ますます広がりを見せるサウナの可能性

1960年代にフィンランドから伝わったサウナは、いま日本で独自の進化を遂げている。同企画の監修は、フィンランド在住のサウナ文化研究家・こばやしあやなさんだ。

本場の魅力も知っているからこその視点で、新時代の都市型サウナ、自然のロケーションを生かし、その土地ならではの文化を感じられるローカルサウナ、そしてプリミティブな蒸し体験まで、この冬行くべき施設を紹介する。

続々と進化を遂げる東京銭湯15

東京の銭湯はいま、長年地域に根づく老舗に加え、カフェなどを備えたモダンな施設も増えつつある。

東京の銭湯を撮影し続ける写真家・今田耕太郎さんに、現代を象徴する銭湯を教えてもらった。

時代の変化によって銭湯のかたちが変化しても、根底にあるのは“地域のコミュニティを守りたい”という主人や女将の想い。

古きよき人情や心意気が息づく銭湯の魅力を、風呂や建築、ペンキ絵、脱衣場など細かくひも解く。

日本文化の魅力を、わかりやすく、丁寧に編集するDiscover Japanで温泉の魅力を再発見してみよう。

Discover Japan
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(MOCA.O)