「CAMPFIREクラウドファンディングアワード2023」を受賞するのは!?ノミネートプロジェクトに注目

クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」が1月4日(木)まで、2023年の優れたプロジェクトに贈る「CAMPFIREクラウドファンディングアワード2023」の投票をXから受付中だ。

全100プロジェクトがノミネートされているということだが、いったいどのようなプロジェクトが注目を集めているのだろうか。

今回はノミネートプロジェクトの中から、2,500万円もの支援額を集めたオリエンタルブルーイング社に着目。彼らがプロジェクト達成により、現在どのような活動をしているのかに目を向ける。

地元米でウイスキーをつくる「オリエンタル金沢蒸溜所」

金沢でクラフトビールの製造を手がけるオリエンタルブルーイング社。2022年、同社は石川県で初となるウイスキー製造免許を取得し、米を活用したウイスキーづくりをスタートした。

同社の「オリエンタル金沢蒸溜所」は、金沢市の繁華街から車で25分ほど離れた自然豊かな場所にある。ここで製造されるのが、地元の米と大麦からできる“金沢産”のジャパニーズウイスキーだ。

同蒸溜所では月に9~12回の仕込みを行い、1回につき200リットルの原酒を生産。木樽の鏡板には能登ヒバを使用し、石川県の風土が溶け込む独自のウイスキーをつくり出している。

「なぜビール会社がウイスキー製造に乗り出したのか」という疑問に対して、代表取締役の田中誠氏は次のように説明。

「コロナ禍の折にビール事業が打撃を受け、今後のインバウンドを見据え、さらに世界への輸出も視野に入れてウイスキー製造を決断しました。ビールは鮮度が命であり、重量がある割には比較的安価で輸出には不向き。一方でウイスキーは賞味期限や保存、単価の観点からも海外展開向きであり、ジャパニーズウイスキーの市場も伸びているという背景もありました。ビール屋として創業した当社なので、ビールとは異なる、原酒を樽で熟成させるという完成までの長い年月には待ち遠しさはもちろんあります。しかし、そのロマンと我々の情熱と挑戦心、テロワールも味わいに溶け込む夢のあるプロジェクトであり、私は金沢から世界に、新たなウイスキー文化を発信したいと思っています。」(一部要約)

同社はウイスキー製造に挑戦するにあたり、CAMPFIREで「石川県初のウイスキー蒸留所・お米のウイスキーに挑戦!【共同樽オーナー募集】」と銘打ってプロジェクトを実施。多くの賛同の声を集め、資金集めは大成功し、無事にウイスキー製造にまでこぎつけた。

「CAMPFIREクラウドファンディングアワード2023」の行方は!?

前述の通り、CAMPFIREでは現在「CAMPFIREクラウドファンディングアワード2023」の投票をXから受け付けている。

この企画は、2023年に実施された約10,000件にものぼるプロジェクトに再びスポットライトを当てるべくアワードを創設し、10個の賞を設けたものだ。現在、同企画には100件のプロジェクトがノミネート。もちろん、オリエンタルブルーイング社が実施した「石川県初のウイスキー蒸留所・お米のウイスキーに挑戦!【共同樽オーナー募集】」プロジェクトもノミネートされている。

投票方法は簡単で、XでCAMPFIREの公式アカウント(@CAMPFIREjp)をフォローして投票するプロジェクトを選ぶだけ。フォロー&投稿した人のうち100名には、豪華景品や特典が当たるチャンスも。

今後のオリエンタルブルーイング社の活動に注目している人は、この機会にフォロー&投票の形で再び、彼らを支援してみてはいかがだろうか。

「CAMPFIREクラウドファンディングアワード2023」特設ページ:https://camp-fire.jp/awards

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000133959.html

(IKKI)