東京・原宿から世界へ発信。世界的著名デジタルアーティストによる東京展『複眼』が開催

東京・原宿にある「SOMSOC GALLERY(ソムソクギャラリー)」にて、中国出身の世界的デジタルアーティスト、大悲宇宙氏の東京展『複眼』が開催。展示期間は12月23日(土)から2024年1月21日(日)まで。

大悲宇宙氏が作り上げるサイバーフューチャーな世界観を中心に、年齢や国境、伝統的な創作分野とデジタル表現など、それぞれの作家の「複眼」によって映し出された世界が、東京・原宿の中心にある発信基地、SOMSOC GALLERYから世界に発信される。

本展では、アジアの芸術家たちも参加

アジアにおける芸術表現は、いわゆる「メインストリーム」から、支流と言える表現が広がり、デジタル技術の発展により、創作手段やメディアの新たな可能性が広がっている。

現在、アジアで最も注目されているデジタルアーティストの一人である大悲宇宙氏は、中国の伝統仏教をルーツに持ち、21世紀において現在進行中である技術や情報の動向と東アジアの文化的文脈を組み合わせ、長い歴史から受け継いだ哲学や思想を現代的な美的価値観によって、解体/再構築している。

本展は、大悲宇宙氏が作り上げるサイバーフューチャーな世界観を中心に、30年以上にわたって伝統的な東洋美術の分野で活躍してきた華道家の上野雄次氏や、伝統的な素材の上に常に新しい書を追い求める日本の前衛女流書家の宮崎芳玉氏、西洋と東洋の画材や技法、感覚を混在させた独創的なタッチで異彩を放つ作品を作る柏原晋平氏、様々な文化をバックグラウンドに持ち、多種多様な手法で自分の小宇宙を表現する国際的アーティスト静電場朔氏との共同制作となっている。

大悲宇宙氏(林琨皓 リンクンハオ)/デジタルアーティスト

大悲宇宙氏(林琨皓 リンクンハオ)/デジタルアーティスト

『複眼』展が織りなす多元的な芸術の舞台

今回の展示のキーワードの一つである「蝶」は、数万個の小さな目からなる複眼構造を持つ。その無数の小さな目が見る無数の小さな光点は、異なる次元から垣間見る現実と同じように、モザイクのようなイメージを作り出す。

本展では、年齢や国境、伝統的な創作分野とデジタル表現など、それぞれの作家の「複眼」によって映し出された世界が、東京・原宿の中心にある発信基地、SOMSOC GALLERYから世界に発信される。

「複眼」によって映し出された世界を原宿の発信基地で体感してみてほしい。

複眼
主催:SOMSOC GALLERY
共催:大悲宇宙工作室
開催期間:12月23日(土)–2024年1月21日(日)
開館時間:13:00–19:00(月曜休館)
開催場所:SOMSOC GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前3-22-11
HP:https://somsoc.jp
オープニングレセプション:12/23(土)17:00開始

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000071221.html

(akihiro takeji)