ゴッホやミケランジェロも。パブリックドメインをニットセーターに落とし込んだユニークなアイテムが面白い

レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロの名作をセーターに。

「OUR ART」が、パブリックドメインをデザインに落とし込んだユニークなニットセーター9点を発売した。価格は各38,600円(税込)。肌からアートに触れられる、今のシーズンにぴったりなアパレルアイテムと言えそうだ。

世界的な名作をニットセーターにデザイン

今回登場したのは、パブリックドメインをデザインしたセーター。セーターを着る人・見た人が無意識のうちにアートに触れることで、芸術の普及が進むことを願って開発されたものだという。

また、同ブランドではオーダー後に一点一点セーターを編む「Knit On Demand」システムを採用。余分な洋服を作らないことで環境にも配慮した。一部アイテムをピックアップして紹介しよう。

Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

正面に「最後の晩餐」と「ウィトルウィウス的人体図」、袖には「受胎告知」「ミラノの貴婦人の肖像」「サルバトール・ムンディ」、背面に「モナ・リザ」を大きくレイアウト。どこから見てもレオナルド・ダ・ヴィンチの名作を楽しめる一着だ。

Michelangelo(ミケランジェロ)

正面に「ダビデ像」、袖には「瀕死の奴隷」「モーゼ」「バッカス像」「Head of a Faun」、背面に「ピエタ像」と、ミケランジェロが唯一作品に刻んだとされる署名「MICHÆLANGELVS BONAROTVS FLORENTINVS FACIEBAT」をデザイン。ミケランジェロの彫刻を肌で感じられる稀有な一着となっている。

Sandro Botticelli(サンドロ・ボッティチェッリ)

「ヴィーナスの誕生」の要素をボディ全体に散りばめたボッティチェッリらしい華やかなデザイン。右袖下の「チェステッロの受胎告知」の天使、背面下部の「ダンテ」も、ルネサンスのエッセンスを感じさせる。

Hieronymus Bosch(ヒエロニムス・ボス)

樹幹人間や地獄の王子など、ヒエロニムス・ボスの最盛期の創造性が爆発した「快楽の園」をボディ全体にレイアウト。重厚な三連祭壇画にも負けない迫力を感じさせる逸品だ。

Vincent van Gogh(フィンセント・ファン・ゴッホ)

正面にサン=レミ時代の「自画像」、袖に「ひまわり」「アイリスのある花瓶」「オーヴェルの教会」、そして惜しくも第二次世界大戦中に焼失してしまった「仕事に向かう画家」、背面に「星月夜」と、ゴッホの魅力をギュッと詰め込んだセーター。

John Everett Millais(ジョン・エヴァレット・ミレー)

正面に「オフィーリア」、袖に「ロレンツォとイザベラ」「エステル」「ジャンヌ・ダルク」、背面に「花嫁の付き添い」を大きくデザイン。中世の伝説や文学を主題としたラファエル前派の特徴を感じさせる一着だ。

この他、グスタフ・クリムト、エゴン・シーレ、エドヴァルド・ムンクの作品をテーマにしたセーターもラインナップ。芸術家違いで欲しくなる、ユニークな発想から生まれた逸品と言えそうだ。

OUR ART公式サイト:https://ourart.shop/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000131345.html

(IKKI)