オーディオ評論家・野村ケンジ氏&コミュニティが作ったインナーイヤー型イヤホン「結 -yui-」のこだわり

本来なら関わることのできない製品開発の現場に、エンドユーザーの声を届けられたら──そんな興味深い取り組みをしているコミュニティがある。

オーディオ評論家の野村ケンジ氏と、ポータブルオーディオ好きのユーザーが集まるコミュニティ「#オトモノ」のアイディアから、インナーイヤー型イヤホン「結(ゆい) -yui-」が誕生した。10月23日(月)より「Initial A Store」サイト上にて一般販売を行っている。

コミュニティの声から生まれた「結 -yui-」

「Initial A 結 -yui-」は、コミュニティから生まれたアイディアを元に作られた14.2mmの平面駆動ドライバー搭載インナーイヤー型イヤホンだ。「Initial A」とは販売するベタベタ社の自社ブランド。

背景にあるのはカナル型イヤホンが苦手という声や、インナーイヤー型でリケーブルを楽しみたいという声、仕事や家事をしながらイヤホンで音楽を聴くのに周囲の音も聞こえた方がよいというコミュニティメンバーの声だ。

平面駆動型ならではのサウンドが響き、MMCXのケーブルでリケーブルも楽しめる「結 -yui-」。

コミュニティメンバーの不満から生まれた「大変ニッチなプロダクト」と同社は表現するが、マッチする人には最高のサウンドが届く。紫のほか、マイク付きのブラックバージョンもある。

メーカーとユーザーのWIN-WINを目指す「#オトモノ」

「#オトモノ」は、AVライター・野村ケンジ氏主催のクロスメディア企画「ノムケンLab!」のサポートを受けたプロジェクトだ。

ヘッドフォンからホームシアター、カーオディオまで、幅広いジャンルをフォローするAVライターであり、年間300モデル以上の製品を10年以上視聴し続けている野村氏。TBSテレビ 開運音楽堂「KAIUNセレクト」やレインボータウンFM「みケらじ!」にレギュラー出演するなど、近年は活躍の場をさらに広げている。

コミュニティを企画運営するベタベタ社の代表取締役・安藤省吾氏は、元々メーカーにて商品企画と広報PRを担当し、過去には1億6千万円超えのクラウドファンディングを成功させた実績を持つ。「すべての人に音とものづくりの楽しさを!」をミッションとする、音にこだわったものづくりコミュニティが「#オトモノ」だ。

メンバーがアイディアを持ち寄るBBQスタイルや、メーカーとユーザーが互いにWIN-WINな関係性になること、ものづくりのプロセスの公開を掲げる。

そんなメンバーの情熱が存分に詰まった「結 -yui-」。12月末までは直販サイトで3000円オフクーポンを発行する。自らを「ニッチ」と表現する個性派プロダクトの誕生だ。

Initial A 結 -yui-
価格:24,800円(税込)
サイズ・重量:約W19×H30×D13mm、約3g
ケーブル長:1.4m
カラー:紫、黒
ドライバー:14.2mmプラナードライバー
インピーダンス:24Ω±10%
出力音圧レベル:102±3dB at 1kHz
周波数帯域:20Hz – 20kHz
Initial A Store:https://initial-acoustic.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000104219.html

(SAYA)