日本再上陸を果たしたヒョンデが、レトロフューチャーなコンセプトクーペ「N Vision 74」を披露!

5月中旬、韓国の自動車ブランド「Hyundai(ヒョンデ)」が、イタリア・コモ湖で開催された権威あるコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステに初めて出展した。

同ブランドの過去と現在、そして未来のビジョンを語るコンセプトクーペ「N Vision 74」を披露。その存在と先進性を広くアピールしている。

デザインの源泉は「ポニークーペコンセプト」

ヒョンデブランドの高性能モデル「N」の一員であり、電動モータースポーツの実験室的な存在である「ローリングラボ」に属す同モデルは、最先端の水素燃料電池ハイブリッドを搭載するエモーショナルクーペだ。

クラシックな要素と未来感を巧みにブレンドしたそのデザインは、エンスー達のハートを激しく揺さぶるだろう。

デザインの源泉は、イタリアの伝説的デザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロ氏が考案した1974年の「ポニークーペコンセプト」。つながりを強く感じさせるディテールは、ユニークなBピラーをはじめ、高性能ぶりを主張するダイナミックなフェンダーやサイドインテーク、巨大なリヤウイングなどが挙げられる。

同ブランドのデザイン担当幹部は、「韓国初のスポーツカーを作るというエンジニアの夢を実現する未来的なデザイン」と称している。

“持続可能なハイパフォーマンス”を追求!

パワートレーンは、バッテリモーターと水素燃料電池システムの長所を組み合わせた、独自の水素燃料電池ハイブリッドアーキテクチャを中心に開発されている。

パワースペックは、最高出力680ps/最大トルク900Nmを達成。0-100km/h加速は4秒、最高速度は250km/h超をマークする。また、“持続可能なハイパフォーマンス”を追求したアーキテクチャは、EVのような低温充電状態での電力劣化がなく、安定した出力を発揮。5分程度の充電で、約600kmの最大航続距離を可能にしている。

単なる電動化という枠組みを超え、持続可能なハイパフォーマンスとドライビングプレジャーへの道筋を示したという「N Vision 74」。世界中のエンスー達が、量産化のアナウンスを待ちわびていることだろう。

Hyundai
公式サイト:https://www.hyundai.com/jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000095868.html

(zlatan)