3つのデザイン賞を受賞した香川・直島初の本格旅館「直島旅館 ろ霞」に新たな若手アーティストの作品が登場

「2022年度グッドデザイン賞」「アジアデザインアワード2022」、そしてiF DESIGN AWARD 2023の「iFデザイン賞」など、数々のデザインアワードを受賞したことで話題を呼んでいる、香川・直島初の本格旅館「直島旅館 ろ霞(か)」。

そんな同館が4月21日(金)より、若手亜アーティスト・岡田佑里奈さんの新作「Heavenly Flowers」を全11室の客室にて展示中だ。

アートを堪能できる本格旅館「直島旅館 ろ霞」

「直島旅館 ろ霞」は、「里山の風景に触れ、現代アートを堪能する旅館」をテーマに2020年4月にオープンした、香川・直島初の本格旅館。

全11室の客室は、現代的な和の設えを表現した全室スイート仕様で、木、土、石など瀬戸内海周辺の自然素材を使用。館内には、国際的に活躍する名和晃平氏の彫刻と写真のほか、若手現代アーティストの中で注目を集める品川亮氏、山本捷平氏、山田康平氏、横田大輔氏らの作品が常設され、日本の現代アーティストの発信源としての役割も担っている。

宿泊棟の各客室にも、「FEATUREDアーティストプログラム」と称して若手アーティストの作品を展示。気に入った作品は購入することも可能だ。

4月からは岡田佑里奈さんの新作を展示

各客室のアート作品は半年に一回を目処に刷新。4月21日(金)からは岡田佑里奈さんの新作を展示している。

岡田さんは女性や花を被写体とした写真をパネルに転写し、そこで発生したクラックに塗料を流し込むという独自の技法で作品を製作。絵画、そして写真の領域を横断した作品を作り上げている。

今回、同館で披露させる新作「Heavenly Flowers」では、岡田さんが一貫して花をモチーフにして追求してきた“儚さ”をさらに消化させて、生と死、想像と破壊、瞬間と永遠を、一枚の画面の中で表現する。

展示期間は9月25日(月)午前11時まで。同館オープン1周年を記念して、今回は展示後の作品を、宿泊の有無にかかわらずオンライン上でも購入できる。

同館では2022年度前期に品川亮氏、後期には山田康平氏の作品を展示。展示後は全作品が完売するなど、多くの人々の注目を集めた。今回の岡田さんの新作も、アート好きのみならずさまざまな人から愛されることとなりそうだ。

直島旅館 ろ霞
所在地:香川県香川郡直島町1234
公式サイト:https://roka.voyage

岡田佑里奈さん新作の抽選販売詳細ページ:https://roka.voyage/news/post-1236/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000084440.html

(IKKI)