“映画館の大画面で美術を楽しむ”、新たなアート体験を堪能できるアートドキュメンタリー映画シリーズ『アート・オン・スクリーン Season 3』。
シリーズ第3弾となる同作は、ルネサンス三大巨匠の一人・ラファエロ、印象派の父と呼ばれるカミーユ・ピサロ、そしてゴッホが残した「ひまわり」の謎に迫る3作品を、3月3日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開している。
公開に合わせてメイキング映像を解禁
今回解禁されたのは公開作品の1つ、「ルネサンスの巨匠 ラファエロのすべて」のメイキング映像だ。
2020年、没後500年を記念してローマで開催された過去最大規模となった「ラファエロ展」に潜入し、貴重な美術展とその裏側を特別に撮影した同作。
メイキング映像では、新型コロナウイルスのパンデミックにより中断を余儀なくされた展覧会に、同シリーズのプロデューサー兼監督を務めるフィル・グラブスキー氏が、厳しいルールのもとで撮影している様子や、ラファエロが残した作品。ほかにも美術館のキュレーター、専門家へのインタビュー取材をするため各地を巡る姿、そしてラファエロの故郷や生家に辿りつくまでが収められている。
巨匠と呼ばれている芸術家の人生に迫り、作品に秘められた想いを紐解くだけでなく、名画の繊細且つ大胆なタッチの細部までを大スクリーンで観ることができる同作。
いつもと一味違った角度でアートを楽しめる、新たなアート鑑賞体験をぜひ映画館で楽しもう。
『ルネサンスの巨匠 ラファエロのすべて』
ルーブル美術館をはじめウフィツィやナショナル・ギャラリー、プラドなど名だたる美術館から作品が会した貴重な美術展とその裏側を特別に撮影。専門家の解説とともに、これまで謎に包まれていたルネサンス三大巨匠の一人、ラファエロの真の姿に迫る。
監督はフィル・グラブスキー氏。2021年、93分、イギリス。
『ピサロ ―印象派の父』
ピサロがいなければ、印象派は存在しなかったー。世界初の大学博物館であるイギリス・アシュモリアン博物館が所蔵するピサロが残した大量の手紙、作品とともに、今日の世界における印象派人気の礎を作ったピサロの人生を丁寧に描いていく。
監督はデイヴィッド・ビッカースタッフ氏。2022年、94分、イギリス。
『ゴッホ「ひまわり」に隠された謎』
ゴッホの代表作「ひまわり」。「花瓶にさされた構図のひまわり」は7点制作されたことが広く認められている。ゴッホはなぜひまわりを題材として選び、何を伝えようとしていたのか。
現存する「ひまわり」を所蔵する世界5都市の美術館を巡り、その謎に迫っていく。世界各地に所蔵されている「ひまわり」の連作を堪能できる貴重なドキュメンタリー。
監督はデイヴィッド・ビッカースタッフ氏。2021年、89分、イギリス。
同作の劇場情報や公開日は公式サイトにて確認を。
ラファエロをはじめ世界的な巨匠に迫る同作。今まで知らなかった新たなアートの楽しみ方を発見できるかもしれない。
アート・オン・スクリーン Season 3
チケット:一般(当日券)2,200円(税込)
公式サイト:https://artonscreen.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001488.000003481.html
(hachi)