飛騨高山の町家ホテル「IORI STAY」が薬草コンシェルジュによる「朝霧の森さんぽツアー」を初夏より実施

飛騨の高山市に点在する一棟貸しラグジュアリー町家「IORI STAY(イオリ ステイ)」が、宿泊ゲスト限定ツアー「朝霧の森さんぽツアー」を、5月1日(月)より実施する。

飛騨の薬草コンシェルジュとともに森を歩き、薬草の種類や効能、暮らしでの活用方法などを学べる同ツアー。2月20日(月)より事前申込を受け付ける。

伝統的な町家を再生したラグジュアリーな一棟貸しの宿

「IORI STAY」は、岐阜県高山市に6棟・飛騨市に6棟と、飛騨地域に点在する一棟貸しラグジュアリー町家ホテルだ。

空き家となっていた町家を地域の職人の力により、それぞれ異なるコンセプトで再生し、伝統建築の良さを残しながら、快適な滞在を約束する。

人口減少・少子高齢化などの課題を抱える飛騨地域で、観光業を通じ、地域活性化に貢献するブランドとして注目を集める。同ホテルの宿泊料金は、2名1泊朝食付で、1名20,000円~となる。

そんな「IORI STAY」は、宿泊者限定で、薬草に親しむ飛騨ならではの「朝霧の森さんぽツアー」を実施する。

森林浴を楽しみながら薬草に親しむスタディー体験

旅行の動機には、気分転換・自然に触れることなどを理由とする「緊張解除の動機」、皆が行くから・常識として知っておくなどの「社会的存在動機」、未知へのあこがれなどの「自己成長動機」の3つがあるといわれている。

また、「モノ消費」から「コト消費」へと大きくシフトした今、普通の旅行では得られない時間・体験・サービスなどが重視される傾向にある。

「朝霧の森さんぽツアー」は、自己成長動機を満たすための「コト消費」であり、面積の9割以上を森林が占め、245種類もの薬草が自生する、飛騨ならでのスタディー体験だ。

飛騨市古川町黒内エリアに広がる朝霧の森には、そのうちの数十種類の身近な薬草から、耳慣れない薬草まで幅広く育成している。森の名は、秋に朝霧がたつ光景がみられ「朝霧のたつ都」と呼ばれていることに由来する。初夏の若葉の瑞々しさ、秋はみごとな紅葉など、季節ごとに美しい景色をみせてくれる。

そんな朝霧の森には、森には、飛騨に自生する薬草を集めた薬草壇が整備されている。ツアーでは、森林浴を楽しみながら、薬草コンシェルジュと一緒にフィールドワークを行い、薬草ティーと薬草スィーツをいただきながらリラックス。コンシェルジュからは、森の中での薬草暮らし談話を聞くことができる。

ツアー料金は、1名2,000円。催行期間は、5月1日(月)~10月31日(火)、時間は、10時~11時30分となる。

飛騨地方の伝統的な町家に泊まり、薬草に親しむ旅。普通の旅行では得られない特別な時間や体験を満喫できるだろう。

IORI STAY 朝霧の森さんぽツアー
申込詳細ページ:https://iori-stay.com/ja/experience/asagirinomori-tour/

(高野晃彰)

※料金は全て税・サービス料込