シェフが旅するレストラン「Tabi」の目的地は富山県!鳥羽周作氏による期間限定ディナーコースを紹介

鳥羽周作氏が代表を務める企業が運営するレストラン「Hotel’s」にて、期間限定のディナーイベント“シェフが旅するレストラン「Tabi」”を開催する。

2月20日(月)〜3月5日(日)の期間限定で、同氏が富山県で出会った“地域の誇れる食材”をフルコースに見立てたディナーを提供する。

シェフが旅するレストラン in レストラン

「Hotel’s」は、『ミシュランガイド東京』2020年から4年連続一つ星を獲得している「sio」の系列店。

“架空のホテルのレストラン”をコンセプトにはじまり、どの時間帯でも食事を楽しめる“ホテルのレストラン”から着想を得て、モーニング、ランチ、ディナーと、訪れるタイミングによって異なるスペシャリテを提供している。

シェフが旅を通して料理をつくる

同店の着想がはじまったころより、構想としてあったのが「Tabi」という名の“シェフが旅するレストラン in レストラン”という企画。

シェフが旅を通して素材や技や知恵、そして人との出会いを大切にし、そうして得たインスピレーションを持ち帰り、新しい料理やまた違う形に再構築することで、美味しさだけでなく、物語や文化まで含めたコースをつくる。

そして、それにとどまらず地域と継続的に関係を築いていくことを、同企画で目指すという。

「ひとつのレストランから、食の世界への良い変化を起こしていきたい」という想いをかたちにする同店の新しいステージだ。

富山にもらった感動を、13品の料理にかえて

昨年9月に開催し大盛況に終わった第1弾の「佐賀県」に続き、今回旅先に選んだのは「富山県」。

四方を海と山に囲まれ、南には3,000m級の山脈が雄大な姿を見せ、北には天然の生け簀と呼ばれる日本屈指の好漁場富山湾が一望できる。氷見の寒鰤などに代表される豊富な海産物に加え、日本の名水百選としても名高いのが特徴だ。

「Tabi – 富山 -ディナーメニュー」の一部を見てみると、「富山の大自然のブロード」や「ぶりと大根のカルパッチョ」、「氷見の寒ぶりのソテー かぶら仕立て」「富山黒毛和牛の薪焼き バタバタ茶塩と黒米リゾットを添えて」「富山豚のスライダー てりやき風」などが並ぶ。

ペアリングつきで味わえるディナーだ。

「おいしい」を届ける鳥羽周作氏

鳥羽周作氏は、「sio」、「シズる」の代表取締役。

Jリーグの練習生、小学校の教員を経て、31歳で料理の世界へ。現在、「sio」「Hotel’s」「o/sio」「パーラー大箸」「㐂つね」など、8店舗を展開。書籍やYouTubeなどで公開するレシピや、フードプロデュースなど、レストランの枠を超えて様々な手段で「おいしい」を届けている。モットーは「幸せの分母を増やす」。

同イベントで、海の幸の「鰤」「四十物昆布」から「富山黒毛和牛」「冬野菜」など、美味しい「旅」に参加してみよう。

Tabi -富山-
期間:2月20日(月)〜3月5日(日)
場所:Hotel’s
所在地:東京都港区北青山3-4-3 ののあおやま 2F
営業時間:17:00〜、18:00〜、19:00〜、20:00〜の4枠
金額:30,000円(ドリンク・税・サービス料込)
予約:https://www.tablecheck.com/ja/shops/hotels/reserve

(田原昌)

※詳細のメニューは、当日までに変更する可能性あり