世界中のファンを熱くさせたあの有名なアートが、豪華な金屏風に。
音楽レーベルやメディア・アート関連イベントを手がける企業「ユーマ」が、テクノと伝統工芸を融合したNFT証明書付き作品「TechnoByobu(テクノ屏風)」をリリース。
第1弾として、ルー・ビーチ氏によるYellow Magic Orchestraのアルバムアートワークを洋金箔の上に施した屏風「Electronic Fan Girl」の受注販売を、3月3日(金)より公式サイトにて開始する。
さまざまな「テクノ」を体現した「TechnoByobu」
「芸術、技術、技巧」を意味するギリシャ語の「Techno(テクノ)」は、英語の「Technnology(テクノロジー)」の語源であり、科学技術だけでなく最先端を表す接頭語として使用されている。
「TechnoByobu」は、過去から現在までの「テクノ」を体現する新時代のアートピース。「テクノを表現したアートワーク」「職人の技術を集結した伝統工芸(屏風)」「デジタル証明書(NFT)」の3要素により成り立っているのがその特徴だ。
第1弾はルー・ビーチ氏の作品を洋金箔の上に施した屏風
第1弾となる「Electronic Fan Girl」は、アーティストのルー・ビーチ氏が手がけたアートワークをベースとしたアイテム。
ルー・ビーチ氏は、マドンナ、ポリスなどのアルバムアートワークを手掛け、70~80年代に大活躍したアメリカのコラージュアーティストだ。
「Electronic Fan Girl」のイラストは、1979年、日本が誇るテクノポップ・バンド「Yellow Magic Orchestra(細野晴臣氏、坂本龍一氏、高橋幸宏氏)」のワールドワイド版ファースト・アルバムのジャケットとしてビーチ氏が描いた作品となっている。
今回はそのアートワークを洋金箔(真鍮箔)の上に施し、さらにNFT証明書を付けて販売。50隻限定で、価格は880,000円(税込)となる。
2011年、Yellow Magic Orchestraがおよそ30年ぶりのアメリカ・ツアーを行った際、このイラストのタトゥーを入れたアメリカ人ファンを目にして驚いたという話は有名だ。
それほど熱狂的に愛されるアートを纏った「TechnoByobu」は、日本のみならず海外でも熱く愛されるに違いない。
TechnoByobu公式サイト:https://technobyobu.jp/
(IKKI)