世界最高峰のジン品評会で金賞を受賞!カンボジア発クラフトジンブランド「MAWSIM」の魅力とは

カンボジア発のジンブランド「MAWSIM」のジン「MAWSIM GIN SPICES & HERBS」と「MAWSIM GIN TROPICAL CITRUS」が、イギリスで行われた世界最高峰のジン品評会「World Gin Awards 2023」において、それぞれ金賞及び国別最高賞を受賞した。

カンボジアの豊かな自然が育むボタニカルによって生まれた、新たなクラフトジン。今回の記事では、同ブランドと受賞銘柄の魅力に迫る。

カンボジア初のクラフトジン「MAWSIM」

かつてオランダで生まれ、イギリスで大流行したジン。

帆船時代、マラリアや壊血病は大きな脅威だった。そんな中、ジントニックやギムレットはこれらに抗する薬として誕生し、あらゆる洋上や寄港地で愛飲され、世界中に伝播した。

その味わいが劇的に進化したのは17世紀ごろの話。イギリス・オランダの商船が熱帯アジアからスパイスを持ち帰ったのをきっかけに、ジンは大きな変化を遂げたという。

「MAWSIM」は、こうしたジンの旅を別の視点から再定義したブランド。ブランドを運営する「サンウエスパ」は、主要なボタニカルの原産地をジンの新たなる出港地とすべく、スパイスやハーブの宝庫であるカンボジアでジンを蒸留することを決めた。

産地でしか手に入らない青々とした生胡椒の実。山地に自生するカルダモン。ライムやコブミカンなどの瑞々しいシトラス。そして19世紀に抗マラリア薬として移植された、トニックウォーターの原料でもあるキナの樹皮。

上質なこれらの素材に新たな要素を取り入れ、“ジン”という形で世界に発信する。

「MAWSIM」の2銘柄が「World Gin Awards 2023」で受賞

今回、同ブランドの2種類のジンが「World Gin Awards 2023」にて金賞と国別最高賞を受賞。早速、それぞれのアイテムについて紹介したい。

スパイス・ハーブの風味が活きる「MAWSIM GIN SPICES & HERBS」

「MAWSIM GIN SPICES & HERBS」は、生の胡椒や野生のカンボジアンカルダモンなど、現地の厳選したスパイス、そしてハーブによる複雑な香りを持ち味とするクラフトジン。繊細さと刺激的な風味を併せ持つ一本だ。

清々しい余韻が続く「MAWSIM GIN TROPICAL CITRUS」

爽やかな風味を味わいたいなら「MAWSIM GIN TROPICAL CITRUS」を。4種のトロピカルシトラスの絶妙なバランスが、清々しく滑らかな余韻をもたらす。全てフレッシュフルーツを用いている点もポイントだ。

どちらも1本につき容量は500ml、アルコール分は43%。4月30日(日)までの期間は、受賞を記念しオンラインショップ送料が無料となっている。

世界的に評価される「MAWSIM」のクラフトジンは、カクテル好き、ジン好きなら一度は試してみたい酒と言えそうだ。

MAWSIMオンラインショップ:https://mawsim.shop

(IKKI)