東京オートサロン2023で発表、80年代ポラロイドカメラをモチーフにした“次世代チョイ乗りモビリティ”に注目

KGモーターズ社が、環境性能が高く、維持コストが安い次世代チョイ乗りモビリティとして開発中の「ミニマムモビリティ」のコンセプトモデルを「東京オートサロン2023」で発表した。

YouTuberから世界に通用する自動車メーカーを目指す 同社。2025年の発売に先駆けて、同製品のモニターリース募集も受け付けている。

原付と同等の維持費が魅力の「ミニマムモビリティ」

広島県東広島市にあるKGモーターズ社は、環境性能の高い小型のモビリティを開発・普及を目指すスタートアップ企業。代表取締役CEOの楠一成氏は2021年にGoogle Japanが選ぶ(世界に影響を与える)クリエイター101人に選ばれている。

「ミニマムモビリティ」のコンセプトモデルは、1人乗りセンターポジションで走る楽しさを追求した小型の電気自動車。80年代のポラロイドカメラをモチーフにしたレトロでありながら、近未来を感じさせる前後対称のデザインで、小型であるため環境性能に優れている。

環境に優しいのはもちろん、もうひとつの魅力が所有コストの安さ。車両規格が第一種原動機付自転車(ミニカー)であるため、車検不要で税金や保険も原付と同等の維持費で所有できる。

また、家庭用の100Vコンセントで充電できるので、専用の充電設備も不要。5時間の充電で航続距離は100kmを予定する。1人で近距離しか乗らないというユーザーには充分なスペックで、コストメリットによる普及を狙っていく。販売価格は100万円を切ることを目標に開発中だ。

正式発売に先駆けて、モニター募集を開始!

「ミニマムモビリティ」の正式発売は2025年の予定だが、2024年より実証実験としてモニター車のリースを行う。モニター利用者からの意見を集め開発に活かすことで、よりユーザーにフィットしたモビリティ作りを目指す。

募集人数は100人を予定しており、リース料は税込10,000円/月。期間は2ヶ月なので税込20,000円で発売前のモビリティ開発に関わることができる。詳細は下記のリンクより確認しよう。

脱炭素社会の実現に向けて超小型モビリティに注目が集まる中、ドア付きで1人乗りセンターポジションという、快適性と運転する楽しさを兼ね備えた「ミニマムモビリティ」。コスパ抜群で、楽しさ、気軽さ、エコを追求した次世代のチョイ乗りモビリティをいち早く体験しよう!

モニター詳細:https://hunfooli.jp/monitor/
KGモーターズ:https://hunfooli.jp/

(MK)