侘び寂びを重んじる鉢ブランドのQUTOTEN.より新たに「無釉」が登場。即日完売した植木鉢シリーズの新色

今年9月にスタートした鉢ブランド「QUTOTEN.」が、即日完売した植木鉢「利休 -RIKYU-」「円 -MADOKA-」の新色となる「無釉(むゆう)」を、12月24日(土)10:00より販売を開始する。

植物や盆栽には、生活にゆとりを生み出す力がある。気に入った鉢植えを迎えて、毎日をもっと豊かにしよう。

釉薬を使わず、黒土の存在感を表現

同ブランドではこれまで、第一弾モデルとして「利休 -RIKYU-」「円 -MADOKA-」を2回販売し、2回とも即日完売。

この度登場する「無釉」は、ガラス質の釉薬を一切使用せず、黒土のみで表現した焼締の植木鉢。釉薬を使用した植木鉢と比較すると、「無釉」は通気性に優れ、根が呼吸をしやすくなるという。

侘び寂びや禅の思想を取り入れる「QUTOTEN.」

「QUTOTEN.」では、“日本文化特有の美意識や感覚を表す侘び寂びを表現していくブランドでありたい。”としている。

「侘び」とは、つつましく、質素なものにこそ趣があると感じる心のこと。一方の「寂び」とは、時間の経過によって表れる美しさを指す。

「QUTOTEN.」は、このような世界観の鉢を、「植物を第一に考える。」「美しく、機能的である。」「目立つのではなく、溶け込む。」「すべてを語らず、受け手に委ねる。」「無駄を取り入れてみる。」「まずは自分たちが楽しむ。」という6つの哲学をもとに、窯元や作家と共同で植木鉢を製作。

侘び寂びや禅の思想を取り入れたJAPANブランドとして国境を超え、まずはアジア圏から、そしてゆくゆくは世界から愛される唯一無二の鉢ブランドを目指し、展開している。

利休 -RIKYU- 無釉 Sサイズ

侘び茶の文化を大成させた茶聖・千利休は、茶の湯にふさわしい抹茶碗を京の職人と共に生み出したと云われている。「利休 -RIKYU-」は、利休形と呼ばれる抹茶碗から着想を得た植木鉢。

主張しすぎず、自然と生活に溶け込む“侘び寂び”の存在感を目指した。「QUTOTEN.」の哲学のひとつである「目立つのではなく、溶け込む。」を最も満たすのが、この「利休 -RIKYU-」だ。

円 -MADOKA- 無釉 Sサイズ

自然の美しさは、曲線にあると考えている。水の波紋、川の流れ、木が枝分かれするさま、貝の螺旋模様。これらの自然界に潜む曲線は、ただ美しいだけでなく、長い年月のなかで試され、洗練されてきた強さを持っている。

「QUTOTEN.」の哲学のひとつである「美しく、機能的である。」を最も満たすのが、このモデル「円 -MADOKA-」だ。

販売価格はどちらも7,700円(税込)。日本ブランドが生み出す和の雰囲気が美しい植木鉢を、日々の暮らしに取り入れてみよう。

オンラインショップ:https://shop.qutoten.jp/

(hachi)