コンセプトは<物語×ワイン>。希少なブティックワインのみ取り扱う「GrapeFox」の公式サイトがオープン

生産数10,000本以下の希少なブティックワインに限定した、海外ワインの輸入・卸小売販売を行うインポートブランド「GrapeFox(グレープフォックス)」の公式サイトおよび、ECサイトがオープン。ワインの先行予約販売が始まった。

ブティックワインを“物語”とともに届けるというコンセプトを携え、新しいカタチのワインインポーターブランドが誕生した。

物語の主人公は「1匹のちいさなキツネ」

さて、MYA BRIDGE社が展開する「GrapeFox」の“物語”の主人公は、キツネの吉(きち)。彼が世界中から特別なワインを探し出し、日本にいる私たちに届けてくれるというのだ。それはまた、どうしてか。

同ブランドのキャラクターに吉が抜擢されたのは、有名なイソップ寓話『狐と葡萄』に由縁があるそうだ。この寓話の中で、高く届かず手に入らないブドウに対して「酸っぱいブドウに決まっている!」と言い残して去った負けず嫌いなキツネ。

吉は、「手に入らないものを悪く言う」負けず嫌いのキツネのイメージを払拭するのを自分の義務だと考えているという設定だ。

初輸入記念セットの先行予約を受付中

今回オープンした、GrapeFox公式ECサイトでは、初輸入とサイトオープンを記念した限定セットの先行予約を受付中だ。

セット名の一つひとつに意味が込められており、そこから「GrapeFox」の世界を覗くことができる。

限定セットは6パターン。赤2本・白3本・オレンジ1本の計6本が入った「帝国」セットが一番豪華な内容だ。

他にも、白ワイン3本の「秋明菊」セット、赤1本・白2本の「くまどり」セット、白2本・オレンジ1本の「変化の風」セット、赤3本の「獅子」セットと、4種類の「3本セット」も選べる。

また、赤ワイン2本の入った「ピノピノ」は、プレミアムチリワイン専門インポーターBUEN MOSTO社とのコラボセットだ。

こだわりの取扱いワインを一部紹介

同ブランドでの“取扱い基準”は、小規模ワイナリーで一種類のワインの年間生産量が10,000本以下であること、生産者が個性的で革新的なワイン造りに挑戦していること、オーナー自らが情熱的にワイン造りのプロセスに携わっていること。

ここでは、「GrapeFox」の初輸入ワイン7つのうち、3つを紹介する。

シラー 2015

オーナー自身が栽培・ボトリングしているシラー。マイポのハーブとカサブランカの海のフレッシュさを併せ持つワインだ。

抜栓後数日経っても楽しむことのできる寛容さが特徴。

トゥンケン ルーサンヌ 2021

チリで初めての100%ルーサンヌ。ヒナギクのような香りに始まり、グレープフルーツ、完熟のピーチ、洋ナシなどのフレッシュでシャープな味わいが口いっぱいに広がる軽いワインだ。

トゥンケン ソーヴィニヨン・ブラン 2021

明るい麦藁色のソーヴィニヨン・ブラン。軽い甘みや太平洋の塩味、パイナップル、白桃、ホワイトチェリー、ライチの味わいが次々と現れる。

世界中のすべてのワインはきっと、ユニークで特別なストーリーやバックグラウンドを持っている。世界中の良質なブティックワインを“物語”とともに楽しんでみてはどうだろうか。

GrapeFox
ブランドストーリー(公式サイト内):https://grapefox.jp/pages/kichis-universe
公式ECサイト:https://grapefox.jp/collections/all-wine

(すずき あゆみ)