自然界の色合いからインスパイアを受けたという、カラー展開が魅力的なキルトクッショ。
「A.P.C.(アー・ペー・セー)」が8月26日(金)より、シーズンごとに余る残反を利用したキルトプロジェクト「QUILTS DINING(キルト ダイニング)」のコレクションを日本限定で販売する。
QUILTS DININGコレクションが日本限定販売
今回A.P.C.と、イギリスのデザイナーでパッチワークアートに造詣の深いジェシカ・オグデン氏は、アウトドアで楽しめる新作キルトとクッションによる「QUILTS DININGコレクション」を制作。
カラフルで遊び心溢れる本コレクションは日本限定版となっており、公園、森林、ビーチなど野外で使用するイメージで作られている。
コレクションの制作にあたり、ジェシカ・オグデン氏は、ジグザグテクニックを全てのパッチワークに使用することで原点回顧。ディープオレンジ、パイングリーン、マリンブルー、イエローなど、自然界の色合いからインスパイアを受けたカラー展開で、オグデン氏独自の美的世界を温かく表現している。
各アイテムの名前は、小説家マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』の登場人物にちなんでつけられた。
A.P.C.NO残布を限られた数量のクッションやキルトに
1970年代、ジャン・トゥイトゥー氏の母親であるオデット・トゥイトゥ氏はアーミッシュクラフトマンシップにインスパイアを受けて素晴らしいパッチワークを作成した。
アメリカのクラフトカルチャーの女王と呼ばれるソフィー・キャンベル氏に師事した彼女は、1977年にインターナショナルヘラルドトリビューン(現・International New York Times)の記事で表彰されたこともある。
30年後、彼女の息子のジャン・トゥイトゥ氏はジェシカ・オグデン氏とコラボレーション。彼らのパッチワーククラフトへの共通の関心から、キルトプロジェクトが誕生した。
これらのキルトはA.P.C.の残布をフリース生地に縫い付けて作られ、様々なパターン、サイズ、カラーがある。また、一つひとつが非常にレアで、限られた数量でしか提供されない。約10年間、A.P.C.の残布はジェシカ・オグデン氏に委託され、クッションやキルトに作り変えられている。
「無駄なものは何もない、すべてが姿を変えられる」という表明は、キルトの本質を完全に示している。
A.P.C.公式WEBサイト:https://www.apcjp.com/jpn/
(IKKI)
※価格は全て税込