人気の「ヴィーニョ・ヴェルデ」にフォーカス!『Winart(ワイナート)』7月号はポルトガルワイン特集

美術出版社の『Winart(ワイナート)』7月号(109号)は、創刊以来初の「ポルトガル」ワイン特集。今回は特に、ポルトガルワインの中でも日本で知名度が高く人気の「ヴィーニョ・ヴェルデ」にフォーカスする。6月3日(金)より販売中だ。

ポルトガルワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」の産地を訪ね魅力を知る

これからの季節にぴったりな、軽やかで爽やかなワインを数多く産出する産地、ヴィーニョ・ヴェルデ。代表的生産者への現地取材にて、知られざるこの産地の魅力に迫る。

生産者に聞く「ヴィーニョ・ヴェルデ」

ヴィーニョ・ヴェルデはポルトガル北部に位置する、軽やかな白ワインをメインとする産地。日本でも知名度が高く、微発泡の低アルコールのものが数多く見受けられるが、かつては赤ワインの産地として名を馳せていた歴史をもち、現地では、古代の赤ワイン用品種の復活を試みる生産者も出てきている。

人気の高いアルバリーニョをはじめとする、数多くの固有品種から生まれるワインは、味わいの幅も広く、ポルトガル料理と親和性の高い和食との相性もバッチリ。

今回の特集では、アンセルモ・メンデス氏やキンタ・デ・ソアリェイロ氏など、個性豊かな11名の生産者を実際に現地にて取材。彼らが語る、ヴィーニョ・ヴェルデの独自性、多様性とは。知られざる奥深きヴィーニョ・ヴェルデの世界を余すことなく伝える特集だ。

ポルトガルのグルメや観光も紹介

このほか、ヴィーニョ・ヴェルデの産地の玄関口でもあり、歴史地区が世界遺産に登録されているポルトの街観光記事も掲載。押さえておきたい食スポットを中心に、ポルトの街を紹介する。

注目されるノンアルコールの最新事情

長引くコロナ禍の中、外食での酒の提供が禁じられた際、にわかに注目を集めることとなったノンアルコール。アルコールの代替品としての意味合いが強かったノンアルコールだが、今、そのあり方、飲み方に大きな変化が生まれている。

特別企画「変貌を遂げる、食の楽しみ方 ワインのために考える、これからのノンアルコール」では、コロナ禍以前からノンアルコールに着目し、独自のセンスによるノンアルコールペアリングを実施する先駆的レストラン3軒のソムリエに、ワインをより楽しむ上で知っておきたい、ノンアルコールの最新事情を聞いた。

ほかにも、「聴いて味わう官能体験 シャブリ4種類のシンフォニー」「知っておくべき山ワイン産地 アルト・アディジェとは?」など、ワインに関する内容が盛りだくさん。

ワインをさらに愉しむために、読んでみては。

Winart 2022年7月号109号
価格:1,800円(税抜)
仕様:140ページ、A4
定期購読:https://www.fujisan.co.jp/product/1281679802/
購入:https://onl.sc/As4MFwu

(田原昌)