40歳以上の男女500人に聞いた老後の生活への「不安」と「具体的な備え」

男女ともに平均寿命が延びる超高齢社会、まだ長い人生にどんな不安を抱え、どんな備えをしているのか。保険相談サービスを提供する保険マンモス社は、40歳以上の男女500人に「老後に関するアンケート調査」(*)を実施した。

「健康寿命」と「資産寿命」を延ばす

人生100年時代を迎えて、「健康寿命」だけでなく「資産寿命」も延ばさなければならない時代になった。

これから先の長い人生について、具体的なプランを考えたことはあるだろうか?

金融リテラシーの向上に貢献する企業「保険マンモス」による「老後に関するアンケート調査」の結果を紹介しよう。

40歳以上の男女500人の不安は

今回アンケートに回答した40歳以上の男女500人の割合は、以下の通りだ。

老後の生活について不安を感じている人は9割以上

不安の理由第1位は「老後の資金」

6割の人が健康面や金銭面で老後に備えている

具体的な老後の備えとは

老後の備えに「貯金」や「資産運用」が上位に

「資産寿命」を延ばすための具体的な備えの上位は「貯金」「投資型の資産運用」「保険の見直し」「老後の仕事探し」となった。

「健康寿命」を延ばす為の具体的に行っている事は「適度な運動」「栄養のバランスが取れた食生活をする」が上位となった。

また、「遺言書の作成」や「財産をまとめておく」など、子供や孫の将来の為に今から準備を始めている人もいた。

人気の資産運用の方法は

資産運用をしている方の多くが「株式投資」と「投資信託」の2本立て

老後の備えに「資産運用を行っている」と回答した138名に、具体的にどのような資産運用を行っているのか聞いたところ、多くの人が「投資信託」と「株式投資」の両方を運用していることが分かった。

「株式投資」「投資信託」はNISA(少額投資非課税制度)を活用できるし、「株式投資」「投資信託」も証券会社のサービス次第で少額から始められるものもあり、日常生活に支障がなく始められる資産運用としても人気だ。

老後のことを考えて漠然とした不安を抱えているなら、今から準備を進めておくほうがいい。もし、貯金や投資資金が足りなければ「加入している保険を見直してみる」ことも必要だ。保険を見直す時は、専門家のアドバイスを受けると内容を把握しやすい上に効率もよい。

お金のプロであるFPへの相談は毎月の固定費を下げる第1歩となりそうだ。

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(冨田格)

*「老後に関するアンケート調査」は、4月7日〜4月8日に、インターネットによる選択・記述式回答方式で40歳以上の男女500人が回答した。