京都の老舗鳥料理専門店「八起庵」が期間限定で東京に登場

1970年創業、多くの著名人にも愛されてきた鳥料理専門店「八起庵(はちきあん)」が、4月6日から日本橋髙島屋、4月13日から玉川髙島屋の春の催事に出店する。京都の老舗の味を堪能しよう。

京都の老舗の味「鴨なんば」が、期間限定で味わえる

八起庵名物「鴨なんば」

長年、多くの著名人にも愛されている八起庵名物「鴨なんば」は、柔らかい鴨肉と九条ネギがたっぷり乗った京の細うどん。

鴨肉は、モモ肉をゴロっと一口サイズにカットし、その柔らかい弾力と噛むとじわっとあふれ出す旨みにより、決して他では味わえない美味しさを生み出す。また、鴨の旨みの強さと脂の甘みに負けないように作られた八起庵の鴨なんば専用の出汁は、全ての味わいをうまく調和させ、忘れられないクセになる美味しさの高みへといざなう。

最後にかける京山椒がまた一段としびれる旨さに拍車をかけ、食べ終わった瞬間から「また食べたい」と思わせる八起庵自慢の鴨なんばは、催事でも一番人気だという。

もともと鴨なんばは、八起庵の鳥会席料理の〆の1杯だった。「どうしても持って帰って家族にも食べさせたい」との声から始まったという。

八起庵のもう一つの名物「鶏の水炊き」

鳥の骨がほろっと自然に崩れるまで長時間煮込んで作る、八起庵の鳥スープは雑味が無く澄んだ味わい。鳥の旨みをしっかり引き出した鳥スープで、鶏のもも肉を煮込んでいく水炊きは、圧巻の美味しさだ。

なにより大きく棒状にカットしているので、うまみが逃げにくく、独自の技法で旨みを引き出している鶏肉はクツクツ煮込んでも固くならない。もっちりと柔らかく、口中にあふれるうまみを楽しもう。

本店、もしくは通販サイトにて取り扱っている。

京都市より「京町屋」認定を受けた八起庵本店

明治28年(1895年)には登記が認められ、126年以上前には既に造設されていた本店。1970年創業の鳥料理専門店「京の鳥どころ八起庵」は、これからも京都の1,000年を超える歴史の一端を担う役割を果たしていけるよう、京町家を守り、後世へ伝えていく。

歴史ある京都の味を、大切な人への手土産にしてみては。

八起庵
丸太町本店 所在地:京都市左京区川端丸太町上ル東丸太町8
URL:https://www.hachikian.com/
通販:https://www.hachikian.com/shopping/

【日本橋髙島屋】~全国から厳選した老舗・銘店がここに~春の味百選
期間:4月6日(水)~4月11日(月)
開催場所:本館8階 催会場
開催時間:午後7時半まで開催(最終日は午後6時閉場)

【玉川髙島屋】味の逸品会
期間:4月13日(水)~4月19日(火)
開催場所:地階 催会場
開催時間:午後8時まで開催(最終日は午後7時半閉場)

(田原昌)