名物は「トマトすき焼き」|和洋折衷「懐石 三田ばさら 別邸」六本木に誕生

『ばさら』、それは常識を打ち破るということ。A5ランクの黒毛和牛を使用した名物「トマトすき焼き」の「三田ばさら」が、3月17日(木)、六本木に「懐石 三田ばさら 別邸」をグランドオープンする。

特別な食事会の場にも使える「三田ばさら」

3年連続ミシュラン1つ星を獲得している「三田ばさら」。常識を打ち破るという南北朝時代の流行り言葉 『ばさら』を店名にかかげた「三田ばさら」ならではの名物すき焼きが「トマトすき焼き」だ。

「懐石 三田ばさら 別邸」は、六本木駅から徒歩約5分に位置する3階建で一軒家風の落ち着いた空間、1階と2階はテーブルスタイル、3階は座敷椅子スタイルで、各フロアに個室がある。大切な人との食事や接待以外にも、顔合わせや祝いの席など特別な食事会の場として利用できそうだ。

毎月メニューが変わる「季節懐石」

「懐石 三田ばさら 別邸」では、本店の名物「トマトすき焼き」はもちろん楽しめる。

「トマトすき焼き」は、A5ランクの黒毛和牛とトマトをメインに、にんにく・オリーブオイル・バジルを使用、甘辛醤油味の割り下にトマトの酸味をプラスした、新しいすき焼きの形を提示する名物料理だ。

本店では、トマトすき焼きの〆は平打ちパスタだが、別邸では一組ずつ炊き上げる土鍋御飯。五ツ星お米マイスターとして様々なメディアでも活躍している西島豊造氏が毎月厳選する米を使用して炊き上げる土鍋御飯は、トマトすき焼きと並ぶ、もう一つの名物料理となりそうだ。

「懐石 三田ばさら 別邸」で注目は、毎月メニューが変わる「季節懐石」。ある日の献立を紹介しよう。

先付の「順菜とシャインマスカットのシューター ベルガモット風味」で開幕。「生海胆胡麻豆腐、馬刺手毬寿司、風干し鮎緑酢掛け」の三種盛りに続いて、造り替わりは「〜ブルターニュ塩のジュレ〜、青森県産平目昆布締め、牡丹海老、帆立、散らしいくら」。

御椀は、「徳島県産鮎 澄まし汁仕立て 巻湯葉 結び蓮根 梅肉」。

焼物は「宮城県産鮎塩焼きハーブオイル、焼き枝豆、酢どり茗荷、いちじく赤ワイン煮」の盛り合わせ、続いて「冷製茶碗蒸し キャビアとともに」の凌ぎ。

メインの強肴はもちろん、ばさら名物の「黒毛和牛サーロイン トマトすき焼き」だ。
口替わりに「和歌山県産 レモンのグラニテ」を挟み、食事は「〜ペコリーノ・ロマーノの香り〜 トリュフ土鍋御飯、赤出汁、香の物」。

「季節の果実、蓮餅」の甘味で〆るという内容だ。

三田ばさら本店と同様に、食事一つひとつに合わせた 、ソムリエ厳選ペアリングドリンクも用意する。

懐石料理の常識を覆す、斬新な味との出会いが期待できそうだ。

懐石 三田ばさら 別邸
所在地: 東京都港区六本木7-17-2
公式サイト:https://www.mita-basara-bettei.com

(冨田格)

※記事内で紹介した季節懐石は15,000円コースのもの