SPINGLE MOVEから、ミリタリーパンツをアップサイクルしたスリッポンが登場

春カジュアルコーデにも合いそうなアイテム。SPINGLE MOVEが、ヨーロッパのミリタリーパンツを解体しパッチワークした再生生地と「RUBEAR NRソール」を採用したサステナブルシューズ「SPM-1301」を3月11日に発売する。

2万900円(税込)

SPINGLE MOVEのサステナブルシューズ第三弾目のアイテム

SPINGLE MOVEは2021年6月、サステナブルシューズの第一弾として、植物由来のセルロースナノファイバーをゴムに練り込みソールの摩耗性を低減した「RUBEAR CNFソール」を採用した「SPM-172」「SPM-295」を販売。

SPM-172

SPM-295

さらに2021年10月には、廃業した織元のデッドストック生地を染色し、アッパーに採用した「SPM-467」をリリースした。

SPM-467

パッチワーク生地とソールが特徴的なスリッポン

今回、第三弾目のアイテムとして、これまでの概念を打ち破る環境に優しいシューズ「SPM-1301」が登場する。

ヨーロッパのミリタリーパンツをアップサイクルした生地を採用

「SPM-1301」のアッパーには、主にフランス軍、ドイツ軍のデッドストックとユーズドのミリタリーパンツを解体し、ミックスしてパッチワークした再生生地を使用。ベースにスリッポンタイプを採用したのも、パッチワーク特有の雰囲気を活かすためだ。

「SPINGLE MOVE」ならではのディテールの踏襲

ブランドのアイコニックな要素として、アッパートゥガードに巻き上げソールの意匠、ヒール部分にヌメ革ブランドネームをプラス。

またアッパーとソールの間には結合補強のための素材が挟み込まれているが、こちらはパッチワーク生地の風合いに合わせて、あえて切りっぱなしの粗野なキャンバス生地をセレクトした。

新開発「RUBEAR NRソール」で疲れにくい一足に

天然ゴム樹脂を時間をかけて固体化・成形して作られる天然ラバーソールは、弾むような弾力と透明感がある。

「RUBEAR NRソール」は、それらの特徴を再現・強化しつつ、ラバーソールの弱点である耐摩耗性を改善。天然ラバーソールと同等の柔らかさと弾力性を実現しただけでなく、ブランド製品の従来のアウトソールと同様の耐摩耗性と、約20%の軽量化を実現した。

アップサイクル品特有の味のある風合いと、あえて採用した粗野なデザインディテールは、他ブランドのスリッポンにはない魅力だ。この春のシューズクロークに加えてみては。

SPINGLE MOVE:https://www.spingle.jp

(IKKI)