アフターコロナの海外旅行先にフィンランドを訪れるべき理由

Visit Finland(フィンランド政府観光局)は、EU諸国で最も人口密度が低く、世界で最も幸福な国に4年連続で選出されたフィンランドに訪れるべき5つの理由を紹介する。アフターコロナの海外旅行の参考にしてもらいたい。

自然を存分に楽しむフィンランドの旅

フィンランドでは、全国に41ある国立公園において、安全に大自然を体験できる。

国立公園に41番目に認定されたサッラは、ラップランド南東部に位置し、ヨーロッパ最後の原生地のひとつ。原生林、エスカー、渓谷の中で素晴らしい時間と持続可能な観光を体験できる。

サッラ国立公園(クレジット:Harri Tarvainen)

ヨーロッパ最大の湖水地方の中心に位置するサイマーは、あらゆる種類のアクティビティに最適な場所。ヨーロッパで最も権威のあるサイクリングイベントの一つであるサイマー・サイクルツアーはそのひとつに過ぎない。

サイマー・サイクルツアー(クレジット:Santeri Enstedt)

サイクリングの後、ヨーロッパ最大級の湖のほとりで薪サウナに入り、サイマー湖で泳ぐという世界唯一の経験が最高のリラックスタイムとなる。多数ある宿泊施設の中でも、フィンランド流にサマーコテージを借りるのがおすすめ。

フィンランド式サウナは、2020年にユネスコ人類の無形文化遺産の代表一覧に登録された。全国330万以上のサウナがあり、心休まるサウナの習慣がフィンランド人にとっていかに大切か、よく表している。

タンペレにある氷のサウナ(クレジット:Laura Vanzo)

フィンランドは国土の約75%が森林で覆われ、188,000以上の湖があるため、サウナ入浴は湖畔やバルト海で行うのが最も本格的な方法と言える。公共サウナへの関心が常に高まっているため、今では様々な選択肢から選べる。

ちょっとユニークな体験もできるフィンランド

オーランド諸島自治領は100周年を迎える。領内にあるマリエハム(Mariehamn)ののどかな町の生活、コーカル(Kökar)諸島の穏やかな美しさ、ハブスヴィデン(HavsVidden)での贅沢なレクリエーション、スウェーデンやフィンランドなどの食文化の影響を受けた数々の料理など、様々な角度から体験できる。

オーランド諸島のグルメ( クレジット:Tiina Tahvanainen)

最後は首都ヘルシンキを紹介したい。フィンランド全土でデザインは大事にされているが、他のどの都市よりも関係が深いのがヘルシンキだ。

ヘルシンキにあるユニークな建築物(クレジット:Visit Helsinki)

2012年には世界デザイン首都に選ばれた。過去数年間に建てられた建築物はチェックしたいところだ。

フィンランドは日本から最も近いヨーロッパでもある。アフターコロナの海外旅行先として候補に入れてみては。

フィンランド政府観光局WEBサイト:https://www.visitfinland.com/

(GINGA)